能登半島をロードバイクで1周旅行!~石川・金沢旅行1日目 前編~

ロードバイク
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ノトイチ!ロードバイクの旅

そもそも能登半島1周、ノトイチをする予定ではなかったんです。最初は新潟県の佐渡島(さどがしま)を1周、サドイチの予定でした。佐渡島は過去にロードバイクのレースが開催されたそうで、写真を見ている限り、走っていて気持ちの良さそうなところです。歴史的にもかなり興味をそそられる島だったので是非行きたかった!!

しかし、ぼくは京都に住んでおります。
京都→佐渡島までのアクセスを調べると・・・

列  車:5時間20分
高速バス:9時間20分

ちょっと!グアムより遠いやないか!!www
かと言って飛行機で輪行するのは気が引ける。
はい、諦めました。
休みが2日しか取れなかったので。

というわけで、
もう少し手前の石川県へ行くことに。

とはいえ能登半島をちゃんと1周すると
700km近くあるみたいなので、
奥能登を1周します。
ノトイチ170kmの旅。

1日で走れるかどうか、微妙な距離。
大丈夫かな・・・時間的に。

今回のラインナップは、こちら・・・

・二代目のロードバイク
・京都駅→金沢駅へ
・元有料道路やのに・・・?
・「見附島」絶景すぎるやん!
・「幸ずし」ハミ出す海鮮丼




二代目のロードバイク

10年以上、苦楽を共にしてきた愛車、
GIANT OCR3

修理に出すつもりでしたが、
修理費が¥57,000って・・・

6万円くらいで買った記憶やのに、
そりゃないぜ。

というわけでこの度二台目を、
いや、ここは敢えてこう言わせてもらおう、
二代目を迎えることと相成りました。

MERIDA RIDE3000
定価は¥220,000くらい!
よくぞ思い切った!w
2017年モデルだったので、16万円で購入。

まあフルカーボンやし、こんなもんか・・・

こうして新しいロードバイクを迎えた。
迎えたからには、長距離走らずして何とする!

新しい愛車を連れて、旅に出ることにしました。

京都駅→金沢駅へ

そういえば昔、大阪南部から金沢まで
ロードバイクで走ったことあったなあ。
確か290km以上あった気がするなあ。w

もうそんな時間はないので、輪行します!
サンダーバードで金沢まで向かいます。

6:59 京都駅発

9:13 金沢駅着

一応、計画では穴水スタートで
1周する予定ですが、
不安要素が色々あります・・・

不安その①
穴水まで行く電車が遅い&高い

奥能登はアクセスが悪い。色々調べましたが、車で行くのが大前提みたいな感じでしたね。
よってレンタカーで穴水まで行くことに。

金沢駅でレンタカーを借ります。帰りが遅くなることも見越して、
ジャパンレンタカーを利用しました。ここ、24時間なんですよ。ありがたい!ヴィッツ12時間で、保険含めて¥5,000ちょっとでした。電車で行けば往復¥7,000くらいかかるので、ガス代入れたらトントンくらいですね。

不安その②
道が混んでたらどうしよう

レンタカー会社のお兄さんに穴水までは混んでいるのか聞いてみました。平日だったことが幸いして、渋滞情報は出ていないとのこと。しかも信号がほとんどないらしく、ぶっ飛ばせば電車より短い時間で行けるかもとのことでした。

電車で行けば最速で100分ちょっと
現在9:30
穴水まで90キロ。
法定速度を守ったとして80分くらいか。
※有料道路だったのが無料化されたので、
 法定速度は最大80km/hですよー。

一抹の不安を残しつつ、
奥能登へ出発です!!



元有料道路やのに・・・?

道は全く混んでおらず、ナビの到着予定時刻が見る見る縮まります。胸を撫でおろしたのも束の間、目の前に信じがたい光景が・・・!

「え、こっから1車線なん?」

まあ、しばらくの間だけやろうと焦る気持ちを抑えていましたが、一向に2車線になりません。たまに追い越し車線があるくらい。混みはしなかったですが、やはり先頭が遅いと後続は皆遅くなります。

結局、電車よりはずっと早かったですが、レンタカーの返却時刻を考えると奥能登を19時には出発しないといけない。

穴水着が11時前。
さすがに6時間で170km走るのは無理かあ。

というわけで、予定変更。
見附島まで車で行きます!!

絶景スタートという、なんとも
残念な計画になってしまいました。w

「見附島」絶景すぎるやん!

「見附島(みつけじま)」に到着!
近くに無料の駐車場があるので、
そこに車をとめてバイクを組み立てます。

駐車場からチャリで30秒。
見附島に到着です。

ちょー天気良いー!
ちょーきれー!!

見附島

見附島。別名、軍艦島。
30mに満たない小さな無人島ですが、家族連れやカップルがたくさんいました。
空海さん(また出てきましたね!)が佐渡島からこちらへ来たとき、最初に見つけた島ということからその名が付いたとか。どうやって削られたらこんな島ができるんだか。神秘的です。

界隈は公園になっており、キャンプを楽しむ家族、ドライブの途中のカップル、観光バスからぞろぞろと降りてきて周辺を散策している観光客で賑わってました。外国人はあんまりいなくて、日本人ばっかりでしたね。海外からはまだマイナーなところなんですかね。

海岸沿いは砂浜になっており、夏には海水浴も楽しめるようです。見附島見ながら泳げるんかあ。贅沢やな。

【見附島】
所在:石川県珠洲市宝立町鵜飼
Tel(珠洲市観光交流課):0768-82-7776
HP(珠洲市観光サイト):http://www.city.suzu.lg.jp/kankounavi/spot/nature/viewspot/mitsukejima.html



「幸ずし」ハミ出す海鮮丼

さてさて、車をお行儀よくぶっ飛ばし、
車内でBon Joviを熱唱してきたので
おなペコです。

せっかく海近くまで来たんですから、美味しいお魚にありつきたい!

近くで探すと、「幸ずし」さんがありました。平日にも関らず、お待ちのお客さんが1組。
ううむ、1組なら待つかな。

待つこと10分・・・

おばちゃんの威勢の良い声が奥から聞こえました。中に入ると、カウンターのみのお店。目の前では大将と息子さん?がせっせと仕事をしています。

カワハギの肝あえ丼と散々悩んだ結果、
見附島海鮮丼 2,000円を注文。
迷ったら高い方を選ぶ人です。w

テレビを見ながら待つこと10分弱・・・

幸ずし 海鮮丼

丼っ!きました!!
ハミ出してるーう!!

一つ一つネタを説明してもらいましたが、覚えきれませんでした。本当にすいません。早速いただこうかとお箸を見ると、

能登丼箸

「能登丼」と書かれてある。気になって丼に集中できないので、食べる前にお店の人に聞いてみる。

ぼく「能登丼って何ですか?」
おば「海鮮丼のことよ!」
ぼく「地元特有のお魚が入っているとか?」
おば「地元の魚入ってるけど、特に定義ないのよ!」

能登丼の定義は、ふんわりしていましたww
でも本当は一応、定義があるようです。

ただ、ぼくの記憶が正しければ、「イワシクジラ」が入っているとのこと。たぶん、奥にあるお肉っぽいやつ。調べると「ミンククジラ」のことのようです。初めて食べた・・・!普通のクジラとどう違うかというと、普通のクジラを食べなれていないので記憶との比較が難しいです、ごめんなさいw
でもこれはなかなか食べられへんのとちゃいますか!貴重な体験でした。最近また捕鯨のことで騒いでますし、もしクジラ食べられへんなったら寂しいですね。言うてもクジラベーコンはちょくちょく食べるので。

そうそう、味はもちろん、とても美味しかった!
マグロやサバなんかは寝かさんとあきませんし海の近くで食べる意味はほとんどありませんが、さすが港近くのお寿司屋さん、そこはよくご承知のことでした。

魚は鮮度が命?新鮮な方が美味しい?
いえいえ、だってさっきまで生きてたよ!っていうお魚はアデノシン三リン酸が・・・

って、聞いてます?あ、もういいですか?w

ていうか、もう12時前やん!
ヤバいよヤバいよ。
お会計を済ませて急いで席を立つと、

おば「お箸、持って帰っていいよ!輪島塗!

え!輪島塗やったんこのお箸!?
しかももらえんの!!?ww

ぼくの民芸品や工芸品の審美眼は、
まだまだ胎児レベルのようです。

【幸ずし】
所在:石川県珠洲市宝立町鵜島二字79-3
Tel:0768-84-1135
HP(食べログ):https://tabelog.com/ishikawa/A1704/A170402/17006328/

 

まだ全然ロードバイクで走ってないのに、
前編終了です。

後編ではちゃんと走りますから!w
もうしばらく、お付き合いのほど。

 

後編と2日目は、こちらから・・・

能登半島をロードバイクで1周旅行!~石川・金沢旅行1日目 後編~

武家屋敷とひがし茶屋街で小京都に浸る~石川・金沢旅行2日目~