京都観光・南禅寺といえば湯豆腐!東山散策なら順正で満腹湯豆腐懐石ランチ

京都ごはん屋さん
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豆腐懐石って、どうなん?

お豆腐は副菜。味噌汁の脇役。
あれば嬉しいし、なくても何も思わない。

豆腐ステーキは美味しいけど
ステーキの味付けが美味しいのもある。
間違っても主役を張れる食材ではない。

恐らく世間の認識はこんな感じやと思います。
karateも同じような認識でした。

「豆腐が好き」って言える人はきっと
美味しいお豆腐に出会ったことがあるんでしょうね。

相棒を京都案内する折に、豆腐懐石へお連れしました。
今回で皆様の認識も変わると嬉しいです。

今回のラインナップは、こちら・・・

◆そもそも懐石って?
◆湯豆腐で有名な「南禅寺 順正」へ
◆順正の満腹湯豆腐ランチ
◆嬉しいオマケ

 

そもそも懐石料理って?

恥ずかしながらこの年まで
「懐石料理」「会席料理」の違いを
よくわきまえておりませんでした。

懐石料理

お茶を楽しむために、お茶をいただく前に軽く取る食事のこと。
元々は修行僧が寒さや空腹をしのぐために温めた石を懐に入れたことに由来する。

会席料理

お酒を楽しむために、お通しから揚げ物など、お酒の肴も含めたコース料理。
元々会席というのは連歌や俳諧といい、歌や俳句を詠む席を指したそう。

 

うーん
上の定義で言えば、今回は懐石ではなく会席なのかも。

まあでも今回はあくまでランチなので、
会席というのもおこがましいですかねw

 

さて、今回は南禅寺の参道の途中にある
「南禅寺 順正」さんにお邪魔しました。

実はkarateのランニングコースの途中にあって
前から気になってたんですよね・・・

順正

夜の順正さんのたたずまい。
立派な門ですね・・・
昼間はいつも門番のように
案内役の方が立っておられます。

声をかけるとすぐに案内してくれますので
気軽に尋ねてみてください。

 

湯豆腐が名物「南禅寺 順正」へ

特に予約はしていなかったのですが、
午前11時台ということもあってすんなり入れました。

順正

中庭を通って左手の建物に通されます。
鳥居?をくぐって店内に案内されます。

暖簾には「丹後屋」の文字がありました。
もしかして別のお店?と思いましたが、
どうやら順正になる前の屋号のようです。

順正

中に入ると、既に満席近い。
結構ラッキーやったみたいです。危ない危ない。

色々な看板がありますな。
老舗感がバシバシ伝わってきます。
個人的には十二支のお面が可愛い。
申がガルーダっぽくて異国情緒w

皆さん、大体同じメニューを頼んでおいでです。
定番、と言われるものがあるのかも。

 



順正の満腹湯豆腐ランチ

どうやらお客さんのほとんどが
ゆどうふ(花) ¥3,000(税込)を注文していらっしゃるようです。
ここは手堅く、定番メニューからいただきましょう。

注文して間もなく、お鍋がやってきました。

順正

順正別注のお鍋ですな。
蓋を開けると

湯豆腐が入っています!
一つ一つが結構大きい。
小ぶりの冷奴くらいのサイズ。
相棒は3つ4つで
お腹いっぱいになってしまったようです。
残りはkarateがフードファイトしましたw

湯豆腐は木綿でした。
外はしっかり、噛むとほろほろ。

ポン酢なしでも十分美味しい。
ポン酢をつけて、2度美味しい。
さすが3,000円するだけはある。

順正

続々と料理が運ばれてきます。
写ってませんが、天ぷらもありました!

湯豆腐も美味しかったけど個人的には
ごま豆腐豆乳が美味しかったなー
なかなかごま豆腐って食べる機会ないですもんね。

 

嬉しいオマケ

お会計を済ませると、

順正

お会計してくれたおばちゃんが
抹茶味のカステラをくれました。
ほっこりしますな。

少しの気遣いで、ぐっと思い出に残ります。

順正

お庭も立派でした。
どうも敷地内には順正書院なるものがあり、
医学学問所として始まって、
後には文人墨客も集ったサロンになったそうで。
なんと1,200坪も敷地があるそうです。

この狭い京都でこれだけの敷地。
歴史を感じますな。

夜も庭園を見ながらお食事ができる席があるそうで
おもてなしにはぴったりでした。

是非、おいでませ。

 

南禅寺 順正
京都府京都市左京区南禅寺草川町60
Mapはこちら

 



 

順正にいらしたら是非、南禅寺にも
お越しください。徒歩数分です。
南禅寺観光は、こちらからどうぞ。

京都案内 ~南禅寺から銀閣寺へ!~