初めての高級天ぷら
天ぷらといえば丼か
そばについているセットものくらいしか
天ぷらを食べた記憶はありません。
あとは居酒屋さんかしら。
そしてなぜ、かくも天ぷらの値段には
格差があるのか、ずっと謎でしたが、
答えは「食べてみればわかる」でした…!
今回のラインナップは、こちら・・・
◆京都は八坂・明治からの天ぷらの名店
「京都祇園天ぷら八坂圓堂」のもてなし
◆美味しい天ぷらへの目覚め
◆夏の京都といえば鱧に鮎!
「稚鮎」と「小鮎」と琵琶湖の関係
京都は八坂・天ぷらの名店
「京都祇園天ぷら八坂圓堂」のもてなし
この記事を書くのも約1年越しですw
ちと最近、京都のこと書かなさすぎでしたw
今回のお店は、去年の夏に
社長に連れていってもらいました。
現地集合だったのですが、当日までkarateは
石川県~京都府へのチャリ旅の帰り道でした。
当日の午前4時起床、テントを撤収して
午前4時半に福井県の鯖江を出発し、
135kmの道のりをひた走りました。
約束は夕方の6時でしたので、
午後2時には京都へ着かないと
汗みどろで高級料亭へ行くことになります。
そんな無礼なことはできますまい。w
100km少々だったので、
午後2時には無事、京都に到着。
ゆっくりお風呂に入って身支度を整えて
いざ!圓堂(えんどう)さんへ!!
正面のお写真を撮りたかったのですが
この暑い中、御着物姿の従業員の方が玄関先で
karateの到着を待っていてくれました。
さすがに写真を撮るような雰囲気やおへん。
Google Mapで勘弁してくださいw
趣のある構えでいらっしゃいます。
それもそのはず、創業は明治17年だとか!!
め、明治17年っていうたら秩父事件があった年…
もっとわかりやすく言うと、
前年は鹿鳴館ができた年…!
さすが京都、老舗キャリアのケタが違うぜ。
こちらの店舗は平成3年からですが
新築したんかな、そうは見えへんな・・・
karateもこんな家を買いたかった。
従業員の方の案内で、店内へ。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/67FFD2BC-2D64-4F9E-A8FD-E09263B23A73-1024x768.jpeg)
さすが、目の前で揚げてくれるスタイルですね。
お部屋の中は社長とkarate、
お隣には初老のご夫婦が後からいらっしゃいました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/D859E8C6-C436-4A0D-A820-DE06833AAED9-1024x768.jpeg)
ポタージュから始まり、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/C0EAA60A-D1BF-4ACB-A1DA-60FF058C6207-1024x768.jpeg)
とうもろこしの天ぷら。
天つゆ、塩、抹茶塩でいただきます。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/5310DC28-F195-4ED2-80B4-36442BC149CE-1024x768.jpeg)
これは・・・何やったかな。w
確かえんどう豆やったと思うんですが、
それにしては丸いですもんね。
えんどう豆をそのまま揚げたのではなく、
何かひと手間加わっていた気がします。
マッシュされてたかな?
美味しい天ぷらへの目覚め
ここまででも相当美味しかったのですが、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/A4D22209-D8F9-432E-9744-ADA93E422152-1024x768.jpeg)
えびの天ぷらで、違いがわかりました。
karateが今まで食べてきたえびの天ぷらとは
一線を画していました。
衣は柔らかいのにさっくりしている。厚そうに見えて、歯を立てるとすぐに、歯がえびの身にたどり着くほどの薄さ。その先で歯を押し返して来るえびの弾力。香るえびの風味。生で食べたときと同じくらいにえびを感じる一品。
こ、これが高級天ぷらか・・・!!
そしてさらに
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/E0E928C5-092F-454F-A940-43CBE564FF1D-1024x768.jpeg)
マッシュルームの天ぷら!?
しかもトリュフ練りこんであるって!!
もう、ここまできたら貴族の食事です・・・
さらに
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/909648E7-62D0-407D-A086-941275A0CDA3-1024x768.jpeg)
椎茸えび詰め天ぷら!
どれもこれも素敵な天ぷらでした。
そらーもう、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/FF7FAA57-2052-45CD-A8B1-308C450F56AD-1024x768.jpeg)
お酒もすすみます!
結局日本酒だけで4合くらいいただいたような・・・
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/F7E58C9B-ABDD-47D0-A6B7-1E6F7C891211-1024x768.jpeg)
鱧(はも)の天ぷらに、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/87A7D979-CE11-4D54-8E22-683332C76E02-1024x768.jpeg)
鯛のしそ巻き。
もう、どれもうますぎる。
そしてコースにないものも頼んで良し!
とのことだったので、貝好きとして
貝の天ぷらを食べないわけには参りません!
karate 「貝って、何かありますか?」
職人さん「貝はあんまりないんですけど、牡蠣なら」
というわけで、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/5A38EAFA-69F5-4944-B16B-EE849ACF03EB-1024x768.jpeg)
牡蠣の天ぷら!無理を申してすみません!!
まさか貝までいただけるなんて、
幸せだなあ(加山雄三)
夏の京都といえば鱧に鮎!
「稚鮎」と「小鮎」と琵琶湖の関係
そして夏の京都といえば鮎(あゆ)も外せません。
職人さん「鮎なら、小鮎があります」
karate 「稚鮎ではなくてですか?」
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/9384A5F9-6AB4-470A-AE31-708E662B5AAE-1024x768.jpeg)
確かに小さい。でも職人さんいわく、
これで成魚とのこと。
稚鮎は幼い鮎のことですが、
小鮎は琵琶湖で育った鮎だそうで、
琵琶湖だと鮎は大きくならないんだとか。
甘露煮や天ぷらでいただくのがセオリーらしい。
そろそろ野菜もほしくなってきたので、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/A096BE58-5835-4E48-8E29-0EA6B6BBE327-1024x768.jpeg)
舞茸の天ぷらも頼みました。
社長、大丈夫かな、ちょっと頼み過ぎかしら。
そうこうしているうちにシメになりました。
天茶・かき揚げ・天丼のうちから選べるそう。
karateはもちろん、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/4A1558E7-86FD-4825-BCEC-45673330B7D5-1024x768.jpeg)
天丼にしました!かき揚げの天丼です。
社長は天茶にしていました。お茶漬けですね。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/D322CBCE-E978-4919-BF37-3FE075D6E315-1024x768.jpeg)
そしてデザートのジュレがきたのですが、
実はkarate、このとき誕生日でして、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/D434CA2C-222C-4898-B317-B2A24BCCB3C5-1024x768.jpeg)
なんと畳みかけるように
更にデザートが!!
いちじく美味しかったなあ。
それにしても和の高級店には不慣れなので
最初はしばらく畏まっていたのですが、
それを察してか、女中さんも職人さんも
気さくに話しかけてくださいました。
あんまり気さくに話してくれるものですから
karateも間もなくふんにゃりしてきて、
中盤からはkarateのクレイジー振りを聞いて
イジられるようにまでなりましたww
お会計は目にしていませんが、たぶん
1万円札5枚では足らんかったんちゃうかな・・・
そしてこの後2軒目も祇園で過ごし、まさかの
コース料理(本日2周目)をいただくのでした。
食べ盛りで良かった・・・w
ごちそうさまでした。
京都祇園天ぷら八坂圓堂
京都府京都市東山区小松町566 八坂通
ランチ :11:00~16:00
ディナー:17:00~20:00
Tel:075-551-1488
最近のコメント