広島観光・最終章
だんだんと日も暮れてきました。
広島駅へ戻りつつ、最後の寄り道です。
今回の連載は長かった。
それだけ身の詰まった旅やった
ということかしら。
広島・最後のラインナップは、こちら・・・
◆広島城域に見る戦争跡
◆廣島護国神社と原爆
◆女学生が放った広島壊滅の第一報
※お急ぎの方は、GoPro動画から、どうぞ。
広島城域に見る戦争跡
広島城へいく道すがら、
門の跡と思われる石柱を発見。
「広島陸軍幼年学校」とあります。
幼年といっても13~15歳の
将校志望の子たちを預かっていたようです。
幼年学校なんて初めて聞きましたね・・・
エリートしか通えへんかったんやろか。
広島城までやってきました。
広島城といえば、毛利輝元のお城。
原爆で壊れてしまったので、今あるお城は
復元天守ですが、それまでは城郭をなす建築が
多く残っていたそう。
山陰側を走っているときは天気悪かったけど
ほんの少しだけ天気も良くなってきたな。
もうすぐ帰るけどねw
広島城には
廣島護国神社があります。
鳥居をくぐって、広島城エリアに入ります。
道中、立派な気がありました。
なんか、存在感あるな。
寄って見てみると、
被爆樹木!
原爆に耐えたってことか。
このあたりは爆心地から200mくらいのはず。
それに耐えたってこと?木ってすげーな。
その奥には
広島大本営跡が。
当然、建物は吹き飛んだでしょうな。
案内板、なんでこんなホラーなフォントなんww
奥へ奥へとずんずん進んでいきます。
広島城です!!
ただ城内はほとんど撮影禁止なので、
天守からの眺望で堪忍しとくれやす。
正面にあるのはテレビ局かな?
それにしてもお堀の水面に映った空が美しく照り映えてきました。
遠くを見遣ると連なった山が見える。素敵な構図です。
それにしても丘の上にあるわけではない広島城。やっぱりあまり遠くまでは見えませんね。でもやっぱりビルの上から見る景色とは全然違います。ビルからやと手前が開けていないので、圧迫感あるんですよね。
てか今更やけど、お堀、幅が広くないですか?
めちゃ立派に作らはったな。
広島城
広島県広島市中区基町21−1
Mapはこちら
廣島護国神社と原爆
広島城をあとにして、
「そういえば神社どこや?」
となったので、マップで確認。
まだ奥か!
karateはどうやら東側から入ってきたようです。
南側に門がありそうな雰囲気。
廣島護国神社へやってきました。
歴史はまだ浅く、150年ほど。
戦没者に加え、原爆で亡くなった動員学徒など
9万柱以上の御霊をお祀りしているそう。
神社に来たら欠かせない、狛犬チェック!!
6~7等身くらいのモデル体型。
こちらの狛犬も、被爆しているとのこと。
今も頑張って参詣者を見守っています。
お参りを済ませたら、
お目当ての遺跡へやってきました!
中国軍管区司令部防空作戦室です!!
おお、
確かに半分地下に埋まっているような感じ。
広島城の敷地内には数多くの軍事施設がありましたが、原子爆弾によってほぼ全て吹き飛んでしまいました。この作戦室は防空用だったこともあり、原爆の爆風を受けてなお、電話が生きていたそうです。広島が壊滅したという情報を、ここから発信した。それも、当時学徒動員されていた女学生が。すごいな、ほんまに国民皆で戦ってたんやな。
境内にある石垣の上に上ってみました。
もう日も暮れてきた。
そろそろ広島ともサヨナラです。
門の方へ回ってきました。今から広島駅へ向かいます。
キャンプ道具でザックは満杯なので
お土産はもみじ饅頭2個だけにしましたw
9回に渡ってお送りしてきました。京都から日本海沿いに島根までいって、そこから南下して広島へロードバイクで行くという大学生も真っ青の旅行でした。w
山陰地方を日本海沿いにロードバイクで走るには、きちんとした準備と体力管理、ペース管理、計画的なカロリー補給、あとは連日長距離を走るという経験値がとても大切だと思いました。
日本海沿いはエスケープ手段が少ないので、慣れない方は瀬戸内海沿いをおすすめします。日本海沿いは路面状態も悪く、karateの鉄の尻をもってしても悲鳴をあげずにはおれませんでした。細かい段差のせいで速度は伸びづらく、段差のたびに少しお尻を浮かせることが後々足に響いてきます。
それに加えてテント泊+夜更かし+深酒という、我が人生史上、最も過酷な旅でしたw
欲張り過ぎは、よくないっすね。お気をつけなすって。
廣島護国神社
広島県広島市中区基町21−2
Mapはこちら
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