まだまだ続くよロードバイク旅
前回は真夜中の京都を出発して
城崎温泉の手前までやってきました。
玄武洞の迫力に興奮してしまいましたが
今のkarateに必要なのは、休息。
温泉エリアで一休みするとします。
今回のラインナップは、こちら・・・
◆ランチはもちろん海鮮！
「城崎湯宿 山よし」でいただく海鮮丼
◆城崎といえば、文豪の町！
◆電車にはねられた「志賀直哉」を追う
◆城崎温泉をゆく！美しい温泉街と
◆足湯と温泉たまごと温泉寺
旅の記録はGoProでも撮影していますので
お急ぎの方はこちらからどうぞ。
ランチはもちろん海鮮！
「城崎湯宿 山よし」でいただく海鮮丼
城崎温泉のうち、城崎温泉駅は
結構北の方にあります。
駅前に出てくればご飯屋さんもあるでしょう！
海鮮をウリにしたお店が軒を連ねていましたが
なかなかそそるお店がなく・・・
観光地価格やなあ。w
でも城崎まで来たんやから
カニを食べずに通過できますまい！
鳥取でもカニ食べるけど！ww
駅前にあった「山よし」さんへ来ました。
コロナの影響かなあ、客足もまばら。
カニも食べたいけど、カニだけはイヤ。
他も色々食べたい。
そんなワタシには、こちら！！
日本海海鮮丼！！￥1,680也
そんなことより、味噌汁うめえ。w
この日はカニ・エビ・まぐろ・イカ
サーモン・たぶんハモ！！という取り合わせ。
間違いないっす。
ご飯は少なめでした。
腹ペコなkarateにとっては
前菜くらいのボリュームやったかも。w
その分、味濃くネタを頂戴できました。
ごちそうさまでした。
城崎湯宿 お食事処 山よし
兵庫県豊岡市城崎町湯島96
Mapはこちら
城崎といえば、文豪の町！
電車にはねられた「志賀直哉」を追う
城崎と聞いて思い出すのは
志賀直哉の『城の崎にて』ですね。
高校の教科書にも載っていました。
電車にはねられて治療のために温泉って
志賀直哉、タフすぎ！って
高校生のときは思いました。w
今みたいな電車とは違い、昔は
小さな路面電車やったんです。
はねられたいきさつを知ると
自業自得やんってなるんですけどね。
湯治をしているうちに志賀はいたく
城崎を気に入ってしまったようで、
朝はパン派だった志賀はなんと、
わざわざ城崎へ食パンを持ち込んだそうで。
志賀のあとを追いかけてか、
様々な文豪たちもまた城崎を訪れています。
そんな温泉街の外れにひっそりと
「城崎文芸館」はあります。
城崎の温泉の歴史と
温泉にまつわる道具たちの展示とともに、
文芸についての展示が多くありました。
歴史に名を残してきた文豪のみならず、
現代の文芸を担う方々の展示も。
万城目学って、こんな人やったんやな。
こうして磨き続けてくれる人たちがいるから
城崎の輝きは現代になってもなお曇ることなく
多くの人を包み込んでいるんでしょうかね。しみじみ
それにしても、
城崎ってこんなにたくさんの文豪に
ゆかりがあったんですね。
文学部やのに知らんかった。
有名どころでいえば、
島崎藤村、向井去来、与謝野寛、与謝野晶子、
有島武郎、そしてなんと！
吉田兼好に松尾芭蕉、沢庵和尚まで！w
城崎すごいな。てか温泉の魅力ってすごいな。
そしてミュージアムショップコーナーには
「城崎文学」と銘打って、現代作家たちの作品が。
中でも面白いのは中央にある赤くて細長いもの。
なんと湊かなえの書下ろし！
『城の崎へかえる』
カニ柄のカバーの中に小説が収められていますが
中の小説は白い装丁なので、
カニの身を押し出すような感覚になりますw
そして中央やや右側にあるタオルが
万城目学の書下ろし！『城崎裁判』
装丁がタオル生地！w
耐水性の高いストーンペーパーという紙を使用。
これは風呂で読めってことですねww
志賀直哉の生い立ちをなぞり、自らの半生を振り返ると、若い頃の親への反発心を自分の中に認めることがあります。
もっとも、karateの両親は子どもに対しても一分の隙のない正論を突き付ける人たちでした。だから、真っ向からぶつかった経験はあるかもしれませんが、記憶はありません。おかげで心の内の本音や怒り、悲しみ、悔しさを飼いならすことに長けた子どもになりました。反抗期のない、良い子だったと思います。一方でkarateは心からエネルギーを抽出するのが、今でも苦手です。
それを思うと、志賀直哉はエネルギーにあふれた人でした。作品にもそれはよく表れていると思います。中学生の頃、志賀直哉の『清兵衛と瓢箪』を読んだとき、偉そうですけど「よく書けてるなあ。俺のこと知ってるんちゃうか」と思いました。
それだけなら(また偉そうにw)関心も寄せなかったでしょうけど、高校の授業で『城の崎にて』を改めて読んで、見知った人からの解説や思い入れを聞くと、好きになっちゃいますよね。好きなことを話し始めると止まらないkarateは、学校の先生には向きませんね。w
城崎文芸館
兵庫県豊岡市城崎町湯島357-1
Mapはこちら
城崎温泉をゆく！美しい温泉街と
足湯と温泉たまごと温泉寺
早くも小腹が空いてきたので
食べ歩きがてら、温泉街を散策します。
温泉たまご屋さんがありますね。
卵を買うたら、
ここで茹でるわけね。
城崎温泉元湯があったり、
足湯もありました。
誰も入っていないところに１人で入る勇気が
karateには出ませんでした・・・w
お店の奥を見遣ると
温泉寺の文字が。
結構立派というか、
かなり立派・・・！
山門をくぐると、
階段がありました。
これ、どこまで続いてるんやろか。
Google Mapで確認してみます。
遠いなあ、おい！www
これ全部階段やったら、karateの脚が
爆発してしまいます。
城崎美術館も気になるけど、もう13時。
ちと文芸館で長居しすぎたなあ。
ロードバイクにまたがって、次の目的地を目指します。
末代山 温泉寺
兵庫県豊岡市城崎町湯島985-2
Mapはこちら
次回は鳥取県まで爆こぎ！
居酒屋での美酒・珍味から
青島キャンプ場でキャンプします。
続きは、こちらから・・・
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