岡山県へ、何しにいく?
京都から岡山というのは
距離的にちょうどええんです。
チャリで1日で走るには!(倒置法)
京都→岡山へは片道大体200kmちょっと。
karateは普段から
トレーニングしているわけではないので、
ロングライド時はじっくりゆっくりです。
午前6時に出発して、到着は午後8時。w
連日長距離走ることを考えると、
これくらいやないと色々ぶっ壊れますww
キャンプ道具を積んで、早春の岡山へ。
メインは石油化学コンビナートですが、
晩ごはんは太田和彦御用達のお店へ参りました。
まさかそこでとある結社の副理事になろうとは…w
今回のラインナップは、こちら・・・
◆往年の倉屋敷の並ぶ町!
「倉敷美観地区」夜に浮かぶ時の堆積
◆観光地のど真ん中に優しい明かり
「おばんざい ゆず」でいただく母の味
◆いよいよ撮影開始!
「水島コンビナート」の醸し出す夜
往年の倉屋敷の並ぶ町!
「倉敷美観地区」夜に浮かぶ時の堆積
岡山には水島コンビナートがあります。
水島は倉敷から真っ直ぐ南に
下ったエリアにあるのですが、
夜通し撮影したかったので、
テント張れる場所を探さなあきまへん。
とはいえこんな埋立地+工業地帯で
テント張るような気狂いは
そうそうおりません。w
①なるべく迷惑にならないところ
②人のあまり来ないところ
③コンビナートが一望できるところ
そんなキャンパーに都合の良いところなんて、
ありましたww
亀島山花と緑の丘公園!!
野宿OKとは書いていないので少し憚られましたが
日が暮れてからソロでの設営、早朝撤収なら
あまり迷惑にもなるまいと思い、決定!!
テントを張りに公園まで行きましたが、愕然。
公園の名に油断していました、そういえばここ、
亀島山っていう山でした・・・w
頂上までずっと舗装された道ではありますが、
チャリで下ったらブレーキ焼けるんちゃうか
と思うくらいの傾斜。チャリは押して上ります。
キャンプ道具が重いぜw
まだ夜は肌寒い季節でしたが、
頂上に着くころには汗だくに。
手早く設営を済ませて腹ごしらえをと思い、
すぐに下山。
チャリで少し走ったところに
飲み屋街があるので行ってみましたが、
スナックのひしめく町でした・・・
お腹ペコペコで入るようなお店は
水島にはあまりありませんでした。
ならばと思い切って、倉敷市街へ!w
夜の美観地区へやってきました。
うーん、
夜になってもキレイですな。
美術館もライトアップ。
でもやっぱり昼間にも来てみたいなあ。
テントを撤収したら、また戻って来よう。
観光地のど真ん中に優しい明かり
「おばんざい ゆず」でいただく母の味
美観地区も端っこの方までいきますと、
その一角にあるのが、
「おばんざい ゆず」さん。
かわいらしい柚の字。
のれんに腕押して、いざ店内へ。
カウンターだけの小さなお店。
karateが伺った折には既に3名ほど先客が。
なぜわざわざ足を運んだのかというと、
太田和彦さんがいらしたお店だったからです!
karateの毎週欠かさず見る番組に
「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選」
「吉田類の酒場放浪記」があります。
共に街ブラしながら居酒屋で銘酒に舌鼓を打つ、
おじさんがお酒を飲みながら
土地やお店の歴史に触れるという番組。
最近、お酒を飲む番組、増えましたよねえ
でもお酒を飲んでトークするだけでは芸がない!
旅要素や生産者の取材要素がないと!!
その点、太田和彦の番組は全国津々浦々、
都会から地方都市まであまねく居酒屋を訪ね歩くので
毎週楽しみです。(今はなかなか難しいようですが…)
ゆずは気さくな女将さんが
お一人で切り盛りされています。
突き出しに、
ホタルイカと菜の花の炒め物。
イワシの揚げ物。
これは…何やったかなw
しんじょ?里芋やったかな。
いや、どれもめちゃ美味しかった!
毎日食べていられるような、
シンプルなのに飽きのこない味というか。
料理上手なオカンって、
こんな感じなんかな…遠い目。
女将さんは常連さんたちのお話から推し量るに
70代半ばくらいかな?
この日、隣にいらしたのは
とある会社の社長さん。
普段からよく焼酎を召し上がるそうで、
karateがチャリで来たことを聞くと
たくさん話を聞いてくださいました。
その向こうには晩ごはんを食べに来たお兄さん。
いつもお酒は飲まずに
白米とおかずを食べて帰るんだとか。
そういう普段使いも素敵やなあ。
さらに向こうには「土佐泥酔党」の特攻隊長が。
karateはまだ党員の誰にも会うたことがないのに、
その場で副理事に名乗りを上げましたw
そして特攻隊長のおじさまに連れられて2軒目へ。
駅前の「capri」というオシャレBarへ。
お酒をごちそうになりました!
これは某ウイスキーにカルーアを混ぜたモノ。
飲んでみると、
チョコレートを舐めているかのような味わい。
病みつきになりそうというか、いつのまにか
泥酔してしまいそうな・・・w
おじさまのこれまでの人生や、
土佐泥酔党について色々と話をうかがいました。
皆、人生波乱万丈やなあ。
後日、会社に小包が届きました。
なんと!おじさまがお送りくださったようで!
なんだか珍しそうなお酒…!
食中酒といった味わいで、
日本酒らしい香りが鼻をツンとさせます。
お返しには京都らしく、「とようけや山本」の
ちょっと良い豆腐セットをお送りしました。
美味しく召し上がっていただければ幸いです。
あれっきりお会いできていませんが、
おじさま、お元気かしら・・・
おばんざい ゆず
岡山県倉敷市本町6−15
19:00~23:00(月・火定休)
Tel:090-8060-5331
Bar 倉敷 capri
岡山県倉敷市阿知1丁目14−23
18:00~1:00
Tel:086-489-1374
いよいよ撮影開始!
「水島コンビナート」の醸し出す夜
そもそもコンビナートって何?
ってなっていらっしゃったら悲しいので、
念のためご説明さしあげます!!
石油化学コンビナート
コンビナートはロシア語で結合という意味。石油には様々な油が入り混じっており、石油から生成されるエチレン等の素材を生産する複数の企業で、石油を分け合っている。タンカーで運んできた石油を一か所におろせることは大きなコストカットにもなるが、海外プラントとは異なり、日本のコンビナートは複数の企業が共同で工場を稼働させており、利害関係や採算をとることにおいては複雑に事情が絡み合う。
karateは中学受験をしたので、
小6で習いましたね。
三十代になって初めてやっと
ホンモノを目の当たりにしました。
テント設営地から撮影したものです。
これはiPhoneで撮りました。
他にも一眼レフでも撮影しましたが、
今回一番の目的は、GoProの
タイムラプスで撮影することにありました!
こんな感じに撮れたのですが・・・
ちと遠いですな。w
望遠レンズ的なモノがあれば、
もう少しはっきりしたものが
撮れるのかしら。
単にキャンプ地がコンビナートから
遠かっただけ・・・?w
これはリベンジ確定ですな。
翌朝、撤収作業をしていると
草むしりにきたおじさんが。
おじ「ここに泊まったんかいな!」
kara「コンビナート撮影で野宿です」
おじ「どっから来たんや?」
kara「京都から来ました、チャリで」
おじ「チャリ!?気合入ってんなあ」
おじさんは公園を管理されている方らしく、
この素晴らしい見晴らしを維持しくれています。
ありがたや。
さて、現在午前7時。
早めに美観地区へ行けば観光客もまばらかしら。
夕べたどった道を、再び北上します!
続編は、こちらから・・・
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