鳥取→島根県・松江市へ!
昨日はおいしいお酒でした。
疲労感も思ったほどではない!
今回は島根の松江市まで走ります!
ラインナップは、こちら・・・
◆白兎海岸を経て「白兎神社」へ!
◆ウサギの神社と思いきや…?
◆昭和の風香る
「レストラン喫茶 ヒッポッポ」
◆予定超!変更!!
◆鳥取→島根へ向けて超加速!!
白兎海岸を経て「白兎神社」へ!
ウサギの神社と思いきや…?
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さて、昨日よりは少し天気も良さそうかしら。
気温も少し暖かい気がする。
そう思ったのも束の間、
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日本海、荒れてんなあwww
海沿いを、ずっとこの景色が続きます。
海側にサイクリングロードがあったら
良い観光客集めになりそうやけどなあ。
実際には東→西へ行く場合、
海は道路を挟んで向こう側のため
こんな感じでちょっと情緒にかけてしまいます。
それにしても、今日は風が強い。
向かい風で思うように速度が出ませんが
ここで頑張ってしまうと足がダメになりますので
ゆっくりゆっくり進みます。
「白兎神社」に到着しました。
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まがまがしい空になってきたなあ
今日は魔王でも降臨しはるんかしらw
手前の石像は大国主命と
因幡の白兎ですな。
大国主命(おおくにぬしのみこと)
元は大己貴神(おおなあむち)という神さま。兄たちに何度も殺され、母の願いで何度も蘇った可哀想な神さま。スセリビメと出会い、父である素戔嗚尊(すさのおのみこと)から何度も無理難題(というか殺されかけてw)を押し付けられ、何とか逃げ延びたのち、大国主命となった。
因幡(いなば)の白兎
隠岐の島に住んでいた白兎。どうしても本州に渡りたくて、一計を案じます。
兎「ウサギとサメはどっちの方が多いと思う?」
鮫「そら、サメやろ」
兎「じゃあ数を数えるから皆呼んできて!」
そうしてサメはまんまと海に一列に並びます。ウサギはサメの背を伝いながら本州を目指すも、渡り切る直前、
兎「やーい、騙されたな!ばーかばーか」
鮫「何やと!ウサギ、許すまじ!」
騙していたことをばらしてしまいます。結果、ウサギはサメによって皮を剝がれてしまいます。痛みにしくしく泣いていると、大国主命の兄たちが通りかかり、治療法を教えるも、それは全く効果のないもの。むしろ悪化してしまい苦しんでいると、兄たちの荷物持ちにさせられていた大国主命が登場。正しい治療法を教え、ウサギはすっかり元気になった!というお話。
本当はもう少し続きがあるのですが、
長くなるのでこの辺りにしておきますね。
それよりも神社にお参りしないと!
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白兎神社の鳥居です。
大国主命は金運や恋愛運の御利益のある神さま。
ウサギがたくさんいると聞いていますが
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ん?
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んん??
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にゃんこばっかりやないかーいw
お饅頭屋さんの前に
にゃんこがたむろしていました。
お饅頭客からおこぼれをもらう気やな、たぶん。
階段を上がり、境内に入ると
ウサギがいっぱい!
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な、なんか荷物もいっぱい・・・w
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御手水のウサギは丸すぎて
ちょっとネズミっぽい。
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拝殿へ到着!
結構人がいますね。
しめ縄が出雲大社っぽい。
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本殿は明治に建てられたものらしいのですが、
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礎石が菊の形をしていました。
天皇家と何か所縁があるのかしら。
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道中、砂像もありました。
鳥取砂丘はちゃんと拝めなかったので
鳥取へ来た実感がやっと出てきましたw
これは大国主命と、八上比売(やかみひめ)かな?
すごい美人やったらしいですが、この出会いの後、
大国主のモテっぷりに不幸になる女神が・・・。
帰りしな、まだにゃんこたちがたむろ。
今日はあんまりご相伴にあずかれへんかったんかな。
鳥居付近は大きな駐車場があり、
お土産屋さんや食堂がありました。
でも昼ご飯には少し早いので、先を急ぎます。
白兎神社
鳥取県鳥取市白兎宮腰603
Mapはこちら
昭和の風香る
「レストラン喫茶 ヒッポッポ」
それにしても風が強すぎて
全然進みません!!
ここへ来て足の疲労を感じ始めたので
早めに休憩するとします。
たまたま通りかかった喫茶店、その名も
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「レストラン喫茶 ヒッポッポ」!!
店名からして、カバがお好きなのかしら。
それよりもこの橙色の瓦屋根!
これってまさか石州瓦?
初めて実物見たかも・・・
石州瓦(せきしゅうがわら)
主に島根県の石見で生産されている、凍害に強い瓦。淡路瓦・三州瓦と並び、日本三大瓦の一つ。日本海側の豪雪地帯のみならず、北海道でも使用されている。鳥取県はほぼ全域が豪雪地帯指定されている。
ヒッポッポのフォントもカワイイんですけど
それも吹き飛ばすほどの偶然の出会い。嬉しい。w
あ、店先にとめてあるのはkarateのロードバイク。
あんまり車載できないので、シートポストに
バッグを装備しています。
あとは全部、登山用ザックに背負っています。重い。
メニューはかなり多くて、
喫茶店のレベルではないっす。
洋食屋さんといった感じ。
なのにkarateときたら・・・
カツカレーなんて
どこででも食べられるやろうにw
欲望に勝てませんでしたww
作業服姿のおっちゃんから家族連れまで
幅広くお食事されていました。
店内は新聞や雑誌が充実していて、
やっぱり喫茶店なんやなーと思いました。
こういう喫茶店、都会では絶滅してきてるからなあ。
ごちそうさまでした。
レストラン喫茶 ヒッポッポ
鳥取県鳥取市気高町宝木265−2
Mapはこちら
予定超!変更!!
鳥取→島根へ向けて超加速!!
ヒッポッポを後にして気づきました。
松江まで、
まだあと100km以上あるやん!!
現在PM0:00
休憩時間を含めて平均15km/hで進んだとして
6時間以上かかる、だと・・・?
白兎海岸で撮影に時間をかけすぎた。やばい。
えー江島大橋いきたかったなー
ベタ踏み坂、チャリで上ってみたかったなー
また今度にしよか。あわよくば境港の
水木しげるロードも寄ってやろうかと思ってたけど
見込みが甘すぎたな・・・
と、とにかく急ぎます!!
急ぎはしたものの、大山町で失速。
大山の裾野を走るから覚悟はしてたけど、
急に出てくる坂道、ツライ!
メンタルもっていかれる!!
その後も小刻みに坂道があって、
めちゃ疲れた・・・
島根の松江市に着いた頃には
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とっぷり暮れていました。
何時くらいやったかなあ、19時は回ってたはず。
ほんまは玉造温泉で汗を流したかったんやけど
そんな時間はなさそうや、とほほ。
こうなったら夕食は妥協できません!
前日、ゆきち屋さんの常連さんから
教えていただいた「佐香や」さんへ!!
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カラコロ広場店っていうくらいやから
系列店もあるんかな。
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お一人さまなので、カウンター席へ。
お隣にはkarateと同年代くらいの男性と、
60代くらいのご夫婦がいらっしゃいました。
色々と気になるのも多いけど、とりあえず
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あごの焼きと地ビールから!
はい、ちくわです。
あごなので、トビウオですね。島根名物だそうです。
ビールのラベルには小泉八雲が。ギリシャ出身の学者です。もともとはラフカディオ・ハーンというお名前。日本国籍を取得してからは、小泉八雲と名乗っていました。
日本の怪談を集めて、英語で出版した人でもあります。耳なし芳一なんかは、小泉八雲のおかげで後世まで残ってきたんじゃないでしょうか。
写真は横顔や伏し目のものばかり残っていますが、それは左目を失明していたため、それを恥じてのことだと聞きました。片目とはいえ、目が見えないことがもしかすると、八雲の第六感を冴えさせたのかもしれませんね。
島根とはいえ、なぜビールに八雲が?
店員さんに聞いてみると、
「たぶん、松江以外にあんま関係ない」
とのこと。
もっとエピソードがあったら良かったなあw
お刺身も良かったのですが
温かいものが食べたかったので天ぷらを頼みました。
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なんか、寿司もついてきた!
しかも美味しそうやんか・・・!
お酒は店員さんのおススメを聞きました。
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「月山」と「神川」
月山は「がっさん」と読みます。
月山は島根の地酒ですが、神川は北海道の日本酒。
北海道のって飲んだことないというか、
北海道でも酒米を栽培してるんやな・・・
お隣のご夫婦と話をしていると、もう息子さんは社会人になったそうで、お家にはご夫婦2人で住まれているそう。今日は東京からお越しとか。
父「karateくんは姿勢正しく礼儀も正しく、酔っても美しい日本語の崩れない。こんなに真面目で仕事熱心で、しかも京都から自転車でここまで来てしまうタフネスも兼ね備えて、スバラシイ!うちの息子になってくれんか!娘はおらんけども!これも何かのご縁、是非1杯おごらせてくれ!!」
お父さん、ほめ過ぎやわw
でもお酒をいただけるなら、遠慮なく!
店員さんがすすめてくれたのは、神川。
神川は少し甘めの日本酒ですが、もたもたせず
よくキレる。これは美味しい。
その他にも色々なお酒が揃っていました。
そういえば珍しく冷酒ばっかり飲んでたな。
さて、明日はいよいよ3日目、
試練の移動日!!
後輩よ、結婚式に遅れたらほんまゴメン!w
路行く人を押しのけ、跳ね飛ばし、
黒い風のように走っていきます!!
さて、テント張って寝るか!
佐香や カラコロ広場店
島根県松江市末次本町110
Mapはこちら
次回は宍道湖キャンプから、
広島市へ向けて山を越えてまいります。
こんなに道中満喫しておいて、
果たして結婚式に間に合うのか。w
続きは、こちらから・・・
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