金沢といえば、武家屋敷と・・・
金沢には武家屋敷やお茶屋の町並みが残っています。
karateは曇りや雨の多いはずの金沢で
雨に出会ったことがないのです・・・
でも今回、夕方にパラっと雨が降ったのです!
行く予定はなかったのですが
慌てて武家屋敷界隈へ!
そのおかげで美しい器に加え、
美味しいお酒と肴に出会えました。
今回のラインナップは、こちら・・・
◆夜露に濡れる長町・武家屋敷通り
◆居酒屋の、名店求めて何千里・・・
◆酒と肴 猩猩→おでん 高砂
◆→金沢片町 ちくわ
◆待ってました激渋居酒屋!
「季節料理 割烹孫助」の絶品ドジョウ
◆そろそろウイスキーの時間!
「Bar TENDER」→「Bar 漱流」→
「Bar ガルボ」
夜露に濡れる武家屋敷通り
雨はすぐにやんでしまいました。
地面が乾いていないことを祈りながら
武家屋敷通りへやってきました。
長町界隈にある石畳の通りですね。
その字の通り、この界隈には
野村家をはじめ、昔ながらの武家屋敷の
景観が保存されています。
武家屋敷といえば、土塀。
金沢の土塀といえば、こも掛け。
金沢の雪はぼたん雪と呼ばれる水っぽい雪で
土塀が傷んでしまうそうな。
それを防ぐために、毎年12月になると
「こも」がかけられます。
こもというのは、藁で編まれたカバーですな。
karateはこもがかかる前に行ったので
そのままの土塀の姿を拝めました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2020/01/長町武家屋敷跡-1024x768.jpeg)
しっとりしていて素敵。
雪が積もったところも見てみたいなあ。
それにしても、こんな日暮れに来てしまって
どこか行くところはあるのかとお思いでしょう。
武家屋敷は既に閉館?しているし・・・
と、いうわけでこちらへやってきました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/AB979954-11DE-4B58-9826-486067CC6505-1024x768.jpeg)
九谷焼窯元 鏑木商舗さんです!
金沢九谷ミュウジアムとも呼ばれています。
文正5年の創業ということなので
今年で創業98年!老舗!!
鏑木コレクションと呼ばれる
鏑木商舗初代から八代までの
歴史と、九谷焼の逸品が展示されています。
九谷焼も購入することができます!
karateはこちらで飾り皿と九谷焼のコップを購入。
最近引っ越して行方不明なので、
発掘次第アップしますw
またおいしいいっぷく鏑木として
喫茶・おばんざい処も併設しています。
立派なお庭を拝見しながら
食事をすることもできるようです。
そろそろお腹も空いてきたのですが
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/97A688ED-B6E8-4C80-8CBD-F9335254216B-1024x768.jpeg)
karateの代わりににゃんこがごはんを食べていました。
近づくと食事をやめてしまったのですが・・・
お邪魔してごめんね。
結構老舗なのでお高い商品ばかりかと思いきや、
お土産用のリーズナブルなものもたくさん!
ベテランっぽいおばちゃんに接客してもらい
九谷焼の歴史を色々聞きました。
我ながらおっちゃんおばちゃんによくモテるww
九谷焼には伝統的な図柄や技法が多く存在するらしく、
実際、奥の方でひっそりと展示されているのに
なぜか目が離せないデザインが複数ありました。
karateが聞いたのは、以下の3つのデザイン。
他にもたくさんあるそうです。
古九谷風(こくたにふう)
![九谷焼 古九谷風](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2020/01/九谷焼-古九谷風.jpg)
木米風(もくべいふう)
19世紀始めに完成された、赤地に人物画を多く配した作風。名前の由来は青木木米という陶芸家の名前から。
![九谷焼 木米風](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2020/01/九谷焼-木米風-1024x681.jpg)
吉田屋風(よしたやふう)
同じく19世紀始めに完成された、吉田屋伝右衛門という豪商が古九谷にならって再興させた作風。花鳥や草花などを多く配しているのが特徴。
![九谷焼 吉田屋風](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2020/01/九谷焼-吉田屋風-1024x681.jpg)
ちゃんとメモを取るあたり、ぼくもガリ勉ですよねw
お店の暖簾も下りて、ご家族も集まり始めたので
買い物を済ませてそそくさと出てまいりました。
そろそろ、お酒の時間ですな。うふふ
居酒屋の、名店求めて何千里・・・
酒と肴 猩猩→おでん 高砂→金沢片町 ちくわ
とっぷり暮れて、大人の時間です!
今日も空飛ぶ、酒が呼ぶ!!
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/B94A74C2-EB6E-4F57-803E-0E74C0F64BD8-1024x768.jpeg)
1軒目は「酒と肴 猩猩(しょうじょう)」さん。
言わずとも知れた名店です。
金沢に来たら1軒目はここから始めることが多いのです。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/F313F219-9282-4278-8B1A-9B3DAF546371-1024x768.jpeg)
店先の品書きに
日本酒のラインナップを書くところがニクイ!!
しかし今日はとっても賑やかな様子。嫌な予感。
karate「一人なんですけど」
店 員「すいません、いっぱいなんです」
Oh, my…
1軒目からこれは幸先悪いなあ
気を取り直して2軒目!
次は「おでん高砂さん」へ。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/32AC2C48-2993-40C1-9B15-4BA3E1B21CD3-1024x768.jpeg)
閉まっとる!!泣
高砂さんとはホンマに縁がない・・・
次!3軒目!!
3軒目は片町にある「ちくわ」さんへ。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/59D7D466-1E0B-48B7-A412-4A6A98A9043C-1024x768.jpeg)
ここも閉まっとる!!泣
日曜がお休みの店が多いんですね・・・
観光客泣かせ。
とぼとぼと歩くkarateの上から
白い明かりが優しく照らしてきました。
居酒屋難民したおかげで、素敵な居酒屋に
巡り合えました!拾う神に、感謝!!
酒房 猩猩(しょうじょう)
石川県金沢市香林坊2丁目12−15
Mapはこちら
おでん 高砂
石川県金沢市片町1丁目3−29
Mapはこちら
ちくわ
石川県金沢市片町2丁目10−42 RENNビル
Mapはこちら
ちくわ
ちくわhttps://chikuwa.owst.jp片町の居酒屋、ちくわのホームページです。お店の基本情報やおすすめ料理の「おでん盛合せ」「おでん屋の牛すじマーボー豆富」「ちくわのお勧めメニューも充実!」をはじめとしたメニュー情報などをご紹介しています。
待ってました激渋居酒屋!
「季節料理 割烹孫助」の絶品ドジョウ
難民のkarateを救ってくれたのは、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/3C6F6105-721C-4D60-A069-19B38A2A0121-1024x768.jpeg)
「季節料理 割烹孫助」さんです!
たたずまいからして、間違いない!!
店内も素敵な雰囲気。
観光地のど真ん中やのに、地元民しかいないような。
こういうお店を探してたんす!!
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/5F0E107E-6787-4750-B609-0D79C78FDB10-1024x768.jpeg)
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/375ADA8F-4C5A-4DA6-8D41-B1660FB91B56-1024x768.jpeg)
お品書きはこんな感じ。
気になる料理がいろいろありますな。
焼酎も充実しています。
席について間もなく、Beerと共にお通しがきました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/0B97EBF3-9A34-48C3-80EB-DD0F3A95BD13-1024x768.jpeg)
これがまた美味しいのなんのって!!
鴨も美味しかったけど、右手の肝かな?
あんまり肝は得意やないんですが
パサパサ感もモロモロ感もなく、
舌ざわりも滑らか。
これなら何本でもイケる!!
お通しの次は、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/9D182B97-782C-48EB-AC29-D7811685E34E-1024x768.jpeg)
もつ煮込み!
大阪のとは違って透き通っています。
さっぱりしていて、油が浮いていない。
お出汁の香りが鼻に抜けて、日本酒が進む!
こっちの方が好きかも。歳ですかね。w
お次はドジョウのから揚げ!
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/5953F434-865A-4ED4-8C61-E68ADD658436-1024x768.jpeg)
1匹1匹が小さいので、全部カリカリ!
後からやってくる苦みでお酒が進む!!
1匹ずつ食べられるから
チビチビ食べるにはもってこいですな。
最後はクリームコロッケ!
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/45B3635F-136A-45F0-A891-FDCEF0236841-1024x768.jpeg)
どうもクリームコロッケが名物みたいです。
他のお客さんも何人か注文してはりました。
なんてことないコロッケなんですが、
やっぱりコロッケは懐かしい感じがしますよね。
karateは童心に返るというより
高校時代を思い出す味です。ほわんほわん
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/937F2245-D5DA-4108-A310-C6E7B9EEEF89-1024x768.jpeg)
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/C7D16BE0-9625-4F2E-9F51-9222BCDA1997-1024x768.jpeg)
最後に日本酒は天狗舞を。
籐の巻いてある徳利が素敵。
大将が男前で、お仕事をしている様が
本当にかっこよかった。
地元の方と登山トークをされていたので
karateも混ざりたかったのですが、
お二人とも結構上級者でした。w
上級者というか、遠足気分で立山に登る感じ。
御見それしました・・・
季節料理 割烹孫助
石川県金沢市片町1丁目9−14
Mapはこちら
そろそろウイスキーの時間!
「Bar TENDER」→「Bar 漱流」→
「Bar ガルボ」
夜もテッペン近くなってきました。
そろそろウイスキーの時間ですな。
昼間のうちにしらべてあったBarがすごく賑やかだったので
道を挟んでお隣にあったBarへお邪魔しました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/0BE94A2D-2554-45CA-A2C2-DA64A362366B-1024x768.jpeg)
Bar TENDERさんです。
バーテンダーと、テンダー(優しさ)をかけてるんかな。
1Fはカウンター席だけでしたが、聞けば2Fにテーブル席もあるそう。
フードも揃ってるので、1軒目からココでも問題なさそうです。
karateが行ったときは女性のバーテンさんが2名いらっしゃいました。
もしかして女性バーテンダーがウリなんかな、看板にも書いてあったし。
ウイスキーを2杯いただいて、そそくさと出てきました。
お次は雰囲気抜群のBarへ。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/32FEBD04-4EEA-494A-BDB4-4F62FDE630C8-1024x768.jpeg)
Bar 漱流さんです!
何が良いって、
お店の名前とフォントが良い!!
流れに漱(くちすす)ぐ、かあ
オーナーは仙人か旅人になりたいのか、あるいは
漱石を裏返して素直でいたいということなんでしょうか。
いずれにせよ文系男子の心を揺さぶるお店です。が、
店員「すいません、今満席でして」
えーん。泣
日曜の晩に満席って、余程人気なんやな・・・
ほなまたの機会にとっておきます。次!!
Barを求めてさまよっていると
良さそうなお店を発見。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/B359CC75-F13F-41A8-8D91-7431E81E7584-1024x768.jpeg)
「Bar ガルボ」さん。
他にもBarはいくつかあったのですが、
「ガルボってもしかして、グレタ・ガルボ?渋い!!」
と思って、またしても店名に惹かれて入りました。
グレタ・ガルボ(1905-1990)
スウェーデン出身のハリウッド女優。代表作に『椿姫』など。サイレント映画・トーキー映画の伝説的スター。ていうか、超美人。
最後、また主観が入ってしまいましたが本当に綺麗な方です。大学生の頃、映画評論の授業で見て、その美貌をよく覚えています。
と、これだけグレタ・ガルボの話をしておきながら
お店の名前の由来を聞きそびれました。w
カウンターだけのお店で、既に席は半分埋まっていました。
お客さんは40~50代といった感じ。
karateのような若造はあんまり来ないそうですが
大層可愛がってもらいましたw
巷では熟女Barなんて言われているそうですが
見た感じ、熟女と呼ぶには失礼にあたるようなママでした。
また行きつけが一つ、増えました。
たまには満席も連発で食らってみるもんですな。
Bar TENDER
石川県金沢市片町1丁目11−1
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Bar 漱流(そうりゅう)
石川県金沢市竪町12
Mapはこちら
Bar ガルボ
石川県金沢市木倉町1−15−920−0988
Mapはこちら
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