ビワイチ旅・2日目前編
湖上は非常に良い天気です。
ただ料理に熱中しすぎて
すっかり日が高くなってしまいました。
キャンプ飯の闇ですな。w
2日目の前編は、
彦根城を経て、琵琶湖大仏を拝んでまいります。
今回のラインナップは、こちら・・・
◆ブルーラインに沿って彦根へ!
「金亀公園」の美しい緑と風情
◆井伊直弼の彦根城は
「〇〇〇」も含めた計画的な要塞!!
◆滋賀県に大仏あり!?
「琵琶湖大仏」に差す後光にうっとり
ブルーラインに沿って彦根へ!
「金亀公園」の美しい緑と風情
さて、湖の向こう側は良い天気でしたが、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/13F13778-9884-4C6C-9D15-9192C3F71ACC-1024x768.jpeg)
北へ向くと何やら不穏な天気。
ブルーラインに乗って、少しゆっくりめに
北東へ向かいます。
ブルーラインというのは、ビワイチ旅をする
サイクリストやバイカーたちが迷わないよう
ナビしてくれる目印です。
車道の路肩や歩道の白線横に
ずっと続いています。
それだけビワイチ客が多いということですな。
そうこうしているうちに間もなく、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/977F6639-B825-4DE2-B96A-F98F168B1603-1024x768.jpeg)
彦根市に突入!
やっぱり天気が悪い!
ここからはブルーラインを逸れて
彦根城に寄り道します。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/F302B897-DAD9-4BBA-AFD9-20E31B1CD77F-1024x768.jpeg)
遠くに彦根城の櫓(やぐら)が見えてきましたね。
彦根城のふもとには金亀(こんき)公園があります。
お堀沿いをぐるっと散歩することができます。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/A8BB7A91-B1DD-4D5C-9B0F-E4B58BF2D87B-1024x768.jpeg)
曇天でもキレイな緑ですな。
ゆっくり散歩したいもんです。
近くには高校があって、
夕方になると制服姿の子たちが
品よく下校しています。
彦根城を望む通学路。素敵やん。
彦根駅から彦根城へのアプローチは
綺麗に整備されています。
金亀公園も正面から入ると
結構貫禄のある公園です。
お立ち寄りの際は是非、正面からどうぞ。
karateのように
横道からお入りにならないようにw
お堀をぐるっと回っていると、
彦根城の入り口へたどり着きます。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/96DB1EFB-014A-4CCA-B6FF-199ACCF69C36-1024x768.jpeg)
車夫さんがいます。
甲冑まで身に着けて、なかなかヘビーな仕事です。
上手いコト言うたw
この橋を渡ると、ついに彦根城へ登城です!
井伊直弼の彦根城は
「〇〇〇」も含めた計画的な要塞!!
彦根城といえば、井伊直弼の居城。
でも安政の大獄のおかげで、
世間から見ればヒドイ人物という印象が
強いかもしれません・・・
そもそも彦根城は徳川四天王である
井伊直政・別名「井伊の赤鬼」のお城。
常に戦の先陣を切った武将として有名です。
そんな勇猛な井伊家のお城。
ただのお城で終わるはずはありません。
彦根城はなんと、城下町も含めた堅牢な要塞でした!
それでは実際に堀の外から、攻め込んでみましょう。
①彦根城の堀は、〇段構え!?
さて、堀の外から攻めてみたいのですが、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/96DB1EFB-014A-4CCA-B6FF-199ACCF69C36-1024x768.jpeg)
実はこの入り口前の堀、内堀でした!
帰ってきた後で知りました・・・
確かにさっきの公園にも既にお堀、あったもんなw
金亀公園にあったお堀を含めると、
二段構えのお堀になります。
が、しかし!!
今は跡しか残っていませんが、
実は外堀も存在したようです!!
つまり、お堀だけで三段構え!!!
そして昔の地図を引っ張り出して来ると、
北には松原内湖(今はもうありません。)
南には芹川
西には琵琶湖
か、堅ぇ…
井伊さん、堅ぇっす!!
もう、この時点で攻めるのイヤっすね。w
②表坂の階段、足元と頭上にご用心
入り口で入場料を支払うと間もなく、
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表坂の階段が始まります。
そんなに急な階段でもないので、
上るのに苦労はないと思います。
ただ、ここの階段は幅を変えることによって
転びやすくしているそうで。
コケたところを矢や銃で射るわけですな。
③廊下橋は〇〇〇橋
間もなく、天秤櫓(てんびんやぐら)が見えてきました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/B0D1D8C2-470E-4AC7-9B97-BE7B6E9F914B-1024x768.jpeg)
下をくぐってからぐるっと回ってくると
アプローチに到着。
なんか画面左下に写りこんでますねw
このタイプの櫓門のあるお城は、彦根城だけなんだとか。
ところで手前の橋、木造ですね。
お城へのアプローチとしてはお堀の上に
石造りの橋がセオリーですが、
ここはあいにく急峻な山の上、
堀を巡らすのはふもとが限界やったのかしら。
木造にしたのにはワケがあるようで、
戦の折には落とし橋になるようです。
橋を壊して敵の侵入を防ぐわけですな。
櫓をくぐって悠々と巡ろうと思ったら、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/17BFCE01-FA31-440B-9706-65F3236099F1-1024x768.jpeg)
果てしない階段!w
karateは健脚なので琵琶湖1周の途中でも
スイスイ上りますが、
年を取ってから来るのは難儀しそうです・・・
次に見えるは、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/272169DC-2045-433A-9CDF-038CA490DC7F-1024x768.jpeg)
太鼓門櫓(たいこもんやぐら)です。
どこかのお城から移築したと聞きましたが
どこのお城から来たのかしら。
近くなら佐和山城とか、最近の発掘で判明した
伏見城との関係なんかも気になります。
この櫓が、天守までの最後の関門になりますので、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/7439A3B6-7641-4FBE-AA76-15EAF550935D-1024x768.jpeg)
ついに天守に到着!
小ぢんまりしてて、ちょっと可愛い!!
あとは殿様を倒すだけ!!
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/00E9C712-3BF2-491C-9951-8EBC9D28B6E1-1024x768.jpeg)
でも寄るとカッコいい・・・!
しかも破風(はふ)が複雑です。
正面と側面で、絶妙に層が異なっています。
横顔にも隙がありませんな。
④狭間(さま)から敵を狙い撃ち!
城内に入ると随所にみられるのが
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/8DA5FBA2-F1A1-446B-AB7B-ADB28DB57DE1-1024x768.jpeg)
狭間というもの。
こちらは矢を射るための狭間なので
矢狭間(やざま)といいます。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/FBFD051F-D580-4F08-8A06-9F2D3D86A761-1024x768.jpeg)
こんな感じで、穴が斜め下に伸びています。
手前に枠が広がることで、射角を自由にしているんですね。
鉄砲狭間も同じような構造になっていました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/7CAC5F5C-D15D-4A8B-87E9-DEBA65A5268B-1024x768.jpeg)
鉄砲用の狭間もありました。
ここから矢先や銃口を差し込んで、敵を狙うわけです。
うーん、城内に入るのは文字通り、
相当骨が折れそう。w
それに古地図を引っ張り出して見てみると
城下町も計画的に防衛のために造られたようです。
道についてはあて曲げやT字路が散見されます。
お城へ向かって、あるいは横へ回り込むのに難儀しますね。
また城を守るように、お寺が並んでいます。
お寺って、攻めにくいですよね、バチが当たりそうやしw
もちろんそれだけではなく、
お寺には立派な石垣がありますね。
丈夫=防御力が高いということです。
一番上まで上ってきました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/AB25D57B-40D3-4825-8924-40762C5AAB59-1024x768.jpeg)
天気が良ければ、もっとキレイやろうなあ
ここから外堀が見えるか探してみましたが
さすがにわかりませんでした。
今度は外堀まで走ってみようかしら。
彦根城
滋賀県彦根市金亀町1−1
Mapはこちら
金亀公園
滋賀県彦根市金亀町2−3030−1
Mapはこちら
www.hikoneshi.com
彦根市金亀公園 : 観光情報 - 公益社団法人 彦根観光協会https://www.hikoneshi.com/jp/sightseeing/articles/hikoneshikonnkikouen-2019-1-16彦根城のご案内や、宿泊・グルメ・観光スポットやイベントなど、彦根の観光に関する情報をお届けします。
滋賀県に大仏あり!?
「琵琶湖大仏」に差す後光にうっとり
さて彦根城を出て、今度は大仏を目指します。
滋賀県に大仏って、聞いたことない・・・
チャリにまたがって北上します。
天気も刻々と変化して、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/BAC4054E-C2C4-48C6-8E3E-E2C75E16AD4B-1024x768.jpeg)
めちゃめちゃ晴れとるがな!w
湖の天気も変わりやすいんですかね
あんまり聞いたことないですけどww
さて、コチラが良畴寺(りょうちゅうじ)
琵琶湖大仏さまがましますお寺です。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/2E83F18D-78B9-43A6-9C54-C4FA1A8E18A6-1024x768.jpeg)
さすが淡海(あふみ)のお寺、鬼瓦は波形+三つ巴!
また中央には三つ鱗の家紋が。
北条氏にゆかりのあるお寺なんでしょうか。
境内には庭師さん以外、誰もおらず、
高枝ばさみのサク、サクという音以外
聞こえてきません。とてものどか。
拝観料は必要ないようで、境内に入るとすぐに
大仏さまが見えます。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/7D03F339-9184-410D-AFA5-6842241012E4-1024x768.jpeg)
結構デカい。
立っていらっしゃるせいかしら。
塔の内部にも入れるようです。
ちょっと近づいてみました・・・
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/50515BAB-2596-44BB-B97C-7F535EEB1EC1-1024x768.jpeg)
な、なんか日輪が!後光がさしている・・・!
恐らく青銅製のお像。
野ざらしになっているわりにはキレイです。
どうも初代の大仏さまは1992年に老朽化で
解体されてしまったようです。
庭師の方にお寺のことについて尋ねてみましたが
さすがに看板以上のことはよくご存知ないようで。
お寺の方は折り悪く不在。
またおいで、ということでしょうな。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/5F77D7FA-FED7-4D26-AE80-C129CD927ED9-1024x768.jpeg)
帰り際に振り返ってみました。
琵琶湖のすぐ近くなので周りに大きい建物がなく
優麗なお姿に拍車がかかりますな。
平安山 良畴寺(りょうちゅうじ)
滋賀県長浜市下坂浜町86
Mapはこちら
びわ湖108霊場
びわ湖108霊場https://biwa108.jp/kohoku/454滋賀県、びわ湖108霊場会の公式ウェブサイトです。滋賀県の108カ寺の各寺院の地図や連絡先、拝観時間などたくさんの情報をご紹介しています。びわ湖108霊場会は、滋賀県の108カ寺がびわ湖を囲むように数珠状につながった巡礼路です。煩悩の数と同じ108の寺院を巡るこ...
さて、次回は長浜へ入ります。
そしてそろそろお風呂にも入りたい時間。w
湯とお城を訪ねてまいります。
ビワイチ旅・1日目は、こちらからどうぞ・・・
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