琵琶湖博物館、本気で回ったら丸一日も満喫できましたー前編ー

琵琶湖博物館 トンネル水槽 カフェ
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ビワイチ旅・番外編 壮大な道草

前回まではこってりと
ビワイチ旅をレポートしてきました。
時間をごっそり持っていかれ、予定が狂いまくった
素敵な施設をご紹介。
思わぬ伏兵に、karateはコテンパンにされました。

今回のラインナップは、こちら・・・

◆もっとおしゃんな名前にしてあげて!
「琵琶湖博物館」って何の博物館?
◆建築美に刮目!でもやっぱ花より団子!
「にほのうみ」でブラックバス料理!?
◆淡水の楽園・琵琶湖
水族館にはあの人気者が!
◆溢れるミュータント感!
琵琶湖は微生物の宝箱や!!

 

もっとおしゃんな名前にしてあげて!
「滋賀県立琵琶湖博物館」の建築美

沿岸沿いをロードバイクで走っていると
大体守山あたりで謎のオブジェたちに出くわします。

うん、平和祈念・・・かな?
安直すぎますか?w

実はこの奥に
滋賀県立琵琶湖博物館があります。

滋賀県立琵琶湖博物館

琵琶湖の生い立ち・人と琵琶湖の歴史・くらしとつながる自然・水の生き物とくらしまで、あらゆる展示と資料が揃った総合施設。2018年に大幅にリニューアルし、生まれ変わった。
地層や生き物の剥製の展示にとどまらず、淡水の水族館、微生物の研究、食文化まで、展示は多岐にわたる。

 

いつも急ぐ旅ゆえ、立ち寄ることはないのですが
この日は瀬田を出発してから猛烈な向かい風で
休憩がてら尋ねることにしたのです。

エントランスまでのアプローチ。
なんか、思ったよりキレイですね。

博物館なんてkarateは大好物なのですが、
施設名的に公営やろうし、
人気スポットではないのかなー

と、思いきや、

何すか!このレイクビュー!!

何すか!
おとなのディスカバリールームって!!

ちょっと、めちゃめちゃ楽しいんですけど。

おとなのディスカバリールームでは学芸員の方に
琵琶湖にまつわるエトセトラを質問できます。

karateも質問したかったのですが
先客(♂9才くらい)がプラナリアについて質問中。
ここ、お・と・な・の!
ディスカバリールームなんですけど!!w

まあ、karateはオトナなので譲ってあげますが
10年早いぜ、boy?
でもプラナリアの話、面白かったな。
盗み聞きしがいがあった。w

はっ
土偶たちまで!?
確かに今年(2020年)、滋賀で縄文草創期の土偶が
見つかったってニュースで見たような・・・

関西って目立った縄文や弥生頃の遺跡って
あんまりないんですよね。
でもポツポツと出土の話は聞くんよなあ。

遮光器土偶もカワイイんですけど
合掌土偶もイイですよね。
でもやっぱハート形土偶かなあ。
あ、福島県で見つかった方です!それもイイ。
写真一番左にあるのは群馬県で見つかった
ハート形土偶。こっちの方が有名ですね。

ちなみに土偶っていうのはですね(ry

 



 

建築美に刮目!でもやっぱり花より団子!
「にほのうみ」でブラックバス料理?

・・・すいません、前項ではkarateのオタクが
ほとばしってしまいました。話を戻しましょうw

1Fエントランスホールの左手に
「にほのうみ」というレストランがあります。

にほのうみは、琵琶湖の別名です。
確か万葉集に出てきたような・・・
鳰(にお)の海、と書きますね。名前も激渋。w

しかし、あなどるなかれ。

どうすか!この吹き抜け!!

見晴らしも良いっすね、飯が進む。

ビワイチ中は走りながら食事を摂ることが多い、
もとい、エネルギー補給ですね。

今回はせっかくゆっくり休憩しているのですから
たまには座って食事にしましょう。

とはいえ公営施設のレストラン、
うどん・そば・カレーくらいしかないのかなあ
と思いきや、

どどん。
バス天丼

ブラックバスを天丼にしたわけですな。
バスは臭みが酷くて食用には向かないそうですが

控えめに言うて、めっちゃ美味しかったですw

ブラックバスはスズキの仲間なので、
肉厚な白身で食べ応え抜群。
臭みも全く感じませんでした。ごちそうさまでした。

ミュージアムレストラン にほのうみ
滋賀県草津市下物町1091 館内1F
メニューはこちら

淡水の楽園・琵琶湖
水族館にはあの人気者が!

琵琶湖博物館内には水族館があります。
琵琶湖なので、淡水の水族館ですな。

淡水に限定してしまったら
ボリューム不足になるんちゃうか。

kareteもそう思ってました。

ド定番のトンネル!

この時点で結構な種類の魚が泳いでいます。

琵琶湖の湖面を思わせるようなブースも。
波の影がキレイ。

ビワコオオナマズもいました!
すっごくおとなしかったです・・・w

ビワコオオナマズは日本の固有種で
大きいものだと1mをこえるとか、
ブラックバスも食べてしまうとか・・・男前。

ナマズのことを調べながら観察しているうちに

え?ここ、
アザラシおるん?

もちろん、琵琶湖にはいませんよw
古代湖繋がりということで、バイカル湖にすむ
バイカルアザラシちゃんがいるようです。

丸い!カワイイ!!
エサの時間になるとちょっとした芸も
見せてくれます。

が、

ヨダレ垂らしまくりでモザイクいるレベルだったので
ここでは割愛しますねw
お預けくらって、ちょっと可哀想やったなww

そしてアザラシ人気から振り返ると

おじさんが一人、
チョウザメを眺めていました。哀愁。

 



 

溢れるミュータント感!
琵琶湖は微生物の宝箱や!!

ついに来ました、マイクロエリア!!

マイクロアクアリウム
微生物にフィーチャーしたエリアです。
だって、琵琶湖の生物の8割は微生物だから!!

微生物って、地味・・・って思ってません?

どうですか!

なんてったってミュータント!!!

入り口で出迎えてくれたのはミジンコの仲間である
「ノロ」さんです。ド派手にきましたね。

向こう側にある水槽も、微生物尽くし!!

途中の映像ルームでは
琵琶湖の微生物について学べるんですが、

何やら気になるベンチ。ほぼ満席。

なんと!
ベンチは全て、微生物モチーフ!!
ミドリゾウリムシがかわいい!!

満席でしたが、待つこと3分。
真っ先に空いたのは、

フナガタケイソウさんでした。
いや、不人気ってわけではないと思いますけど
一見すると、わりと普通のイスですもんね。w

そして次に空いたのは、

アブラミミズ!!
名前がちょっとアレ!!w

そして満を持して・・・

ミドリゾウリムシ!!そして、

カブトミジンコ!!
うーん、ミジンコらしからぬフォルム。けしからん。

成安造形大学の方々がデザインされたそうです。
入り口にあったノロも、その作品だとか。
さすが芸大、ええ仕事するやん。

さらに奥へ進んでいくと、
Barに子どもたちがひしめいていました。w
その名も、

Micro Bar!!

顕微鏡で覗いた微生物は写真に撮れる!
しかもスマホに送れるという!!
何ともオシャレな空間、
karateも顕微鏡、覗きたかった。w

琵琶湖博物館
滋賀県草津市下物町1091
Mapはこちら

 



 

さて、前編はここまで。
後編では琵琶湖の歴史など、文系の観点から
見てまいります。

滋賀・琵琶湖旅は、こちらからどうぞ。

 

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