近江の厳島神社!
「白髭神社」で夕焼けを望む
しばらく連続してお送りしているビワイチ旅も
今回が最終回になりました。
前回記事をご覧の方は既にお気づきかと思いますが
どうやら長浜で時間を使い過ぎたようです。w
湖北は駆け足で走り抜け、
本当は道の駅とか海津大崎とか、
水鳥監察センターとか行きたかったのですが
今回はスルーします!!ww
今回のラインナップは、こちら・・・
◆琵琶湖の湖西は何もない?
「高島」は魅力ビッシリの町!!
◆近江の厳島神社!
「白髭神社」で夕焼けを望む
琵琶湖の湖西は何もない?
「高島」は魅力ビッシリの町!!
さて、長浜から琵琶湖の北側をぐるっと回って
一気に高島まで、チャリを進めます。
大体、観光本を見てもページが厚いのは
湖南と湖東なんですよね。
湖西もめちゃめちゃ魅力あるのに。
と、いうわけで突然ですが
karate的!湖西の魅力ベスト3の発表!!
第3位!!
滋賀・英語教師から建築家へ華麗に転身!
ヴォーリズの手がけた近代建築
高島市にはヴォーリズ建築事務所がありました。
彼は英語教師を2日で解任、その後は建築士として
欧風の近代建築を建設していきます。
![旧近江八幡郵便局](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2020/07/旧近江八幡郵便局.jpg)
画像は近江八幡にある旧郵便局の建物。
その他にも彼の建築は高島に複数残っています。
第2位!!
日本一の酒米・山田錦がうなる!
酒蔵メーカーの町!!
karateとは切っても切れない蜜月、
日本酒!
約270年の歴史を持つ酒蔵、萩乃露。
定番の「萩乃露」や、最近流行りの生酒
「雨垂れ石を穿(うが)つ」などを生産しています。
その他にも「不老泉」を作る上原酒造、
「松の花」で有名な川島酒造などもあります。
高島、最高。
第1位!!
湧き水のある暮らし
針江(はりえ)地区!
高島といえば、針江。
針江地区といえば、川端(かばた)!!
川端というのは、自宅の敷地内に
生水(しょうず)と呼ばれる湧き水が滾々と出ていて
飲み水から料理まで、生活用水として利用されています。
今は100軒ほどを残すのみとなりましたが
まぎれもないエコです。
針江地区の川端については、
琵琶湖博物館に多くの調査資料が残っています。
興味のある方は、是非。
さて、高島市へやってきました。
番外編として、高島の景勝地をもう一つ。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/766FAA11-C5FD-4346-A1D4-C809B9AC4475-1024x768.jpeg)
乙女ヶ池の太鼓橋です。
朝ドラ『ごちそうさん』でも登場したそう。
知らんかった。w
琵琶湖の内湖で、大溝城の外堀として活用。
大溝城は、織田信澄のお城でした。
織田信澄は織田信長の甥であり、
明智光秀の娘婿。すごい肩書。w
でも本能寺の変をきっかけに、
光秀の協力者という嫌疑をかけられ、
信長の三男・信孝に殺されてしまいます。かわいそう。
他にも乙女ヶ池は香取の海・香取の浦として
万葉の歌枕にも詠まれています。
滋賀に歴史を語らせたら、
ほんま京都の次くらいにスゴイんちゃうか。
乙女ヶ池はこの後に訪れる白髭神社からすぐです。
お立ち寄りの際は、是非。
乙女ヶ池
滋賀県高島市勝野 乙女ヶ池
Mapはこちら
www.city.takashima.lg.jp
乙女ヶ池http://www.city.takashima.lg.jp/www/contents/1134449861881/index.html
近江の厳島神社!
「白髭神社」で夕焼けを望む
さて、高島から少し南下していくと、
「近江に厳島あり」と言わしめる神社があるとか。
それがこちらの、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/E1C2AB0B-5EDB-4F90-B799-38B862B5769E-1024x768.jpeg)
白髭(しらひげ)神社です!!
境内に入ってみると、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/58BC4E9B-EFE7-46C9-8EE8-50AE793D7380-1024x768.jpeg)
うーん、
厳島神社っぽいところは特にないっすね・・・
しかし!後ろを振り返ってみると、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/68379A47-CCFA-4D7A-B4FF-2769B65C9CBE-1024x768.jpeg)
こ、これが近江の厳島か・・・!
湖の上に立つ鳥居が神秘的ですな。
白髭神社
猿田彦命(さるたひこのみこと)を御祭神にまつる神社。猿田彦命は、天孫降臨時に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の道案内を買って出た神さま。人生に迷ったときの道しるべになってくれるわけですな。
猿田彦命は長い鼻と屈強な体、そして身長は2m以上。天狗のモデルになったともいわれています。
白髭神社におまつりされている猿田彦命は、白く長いヒゲを生やしており、それが神社の名の由来になったとも。
ううむ、
なぜ湖に鳥居が立っているのかはよくわからん。
舟でお参りする際にくぐれるようにってことかしら。
境内を散策していると、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/28AC4F52-4E3D-42A1-8152-1E7EE6586C92-1024x768.jpeg)
紫式部の歌碑があるようです。
急な階段を上ると、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/F80B2FD0-80E6-45CB-9255-5559D65DAAE8-1024x768.jpeg)
これが歌碑ですな。
みおの海に 綱引く民の てまもなく
立ちゐにつけて 都恋しも
右には仮名で書かれていますので
普通の人には読めないかも。
変体仮名ほどではないので、所々読めるかな。
滋賀と言えば、
紫式部が源氏物語の構想を練った場所
ということで、石山寺が有名。
紫式部の人形もあるくらい。
このあたりに歌碑があっても不思議ではないですね。
歌碑を振り返ると、山の斜面にはまだまだ
お社がありそうです。少し登ってみます。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/9748EB7C-91F0-4024-B95D-75B884BE0F2F-1024x768.jpeg)
小さなお社が3つ。
特に説明もなし・・・w
右手にさらに斜面が見えます。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/B066B810-FD96-4851-8318-2ED7F2BC06BA-1024x768.jpeg)
どこまで続くのやら・・・
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/3C9A1761-399E-4D2D-AF16-01B3CF2C3BA0-1024x768.jpeg)
どうやらここが終点の様子。
そして、また説明がない。w
たぶん、右手にある岩をまつるための
お社やと思うんですけど。
それにしても
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/328FF5D2-C5F6-453E-B695-18A6C63DA16D-1024x768.jpeg)
右手にある岩に目を奪われますな。
四方を縄で囲ってあります。
こういう巨石は「磐座(いわくら)」といいます。
神の座す場所、ということですね。
神さまをこちらに下ろし、
神威(かむい)をもって祭祀を行なう。
それにしても、この磐座には刃物で切りつけたような
真っ直ぐな傷跡があります。何したんかしら。
さらにこのお社、奥を覗くと
古墳になっていました!
ちゃんと石室っぽくなっています。
写真を撮るのははばかられたので、
お参りの折は中の様子をうかがってみてください。
来た道を下っていくと、雲の隙間から
夕日が顔を出していました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/BAA3F014-646A-44F0-B58E-185C36A508B3-1024x768.jpeg)
素敵な夕焼け・・・!
いいですねー、旅をここで締めくくれたら!
でもkarateのビワイチはもう少し続きます。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/11/77BB1BB4-3C55-4B10-9CD7-83737E9BF71D-1024x768.jpeg)
ゴールの瀬田の唐橋まで、
あと42km・・・!ww
白髭神社
滋賀県高島市鵜川215番地
Mapはこちら
さて、長かったビワイチ旅もこれにてお開き。
また野宿ならぬキャンプを交えてお送りできればと思います。
ビワイチ旅、始めからご覧になる方は
こちらからどうぞ・・・
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