京都に豊臣秀吉?
史実で京都にゆかりのある人物は
公家か皇族というイメージですね。
藤原、足利、北条の印象が強いっす。
karateも京都ではあんまり
武士や大名たちの話は聞きません。
それでもやっぱり天下人、
ばっちり京都にもちょっかいを出してました。
今回のラインナップは、こちら・・・
◆そもそも秀吉の「御土居」って?
◆ざっくり御土居1周マップ
◆御土居最北端は学校の中?
◆加茂川中学校~北区土居町へ
◆バーガー?いいえ、どら焼きです!
「朧八瑞雲堂」のボリューム生どら焼き
◆今度の御土居は遊園地の中?
「大宮交通公園」のたまらん廃墟感
そもそも秀吉の「御土居」って?
御土居(おどい)って言われても
いまいちピンときません。
中学までの歴史の教科書には
載ってませんからねえ。
高校でも日本史選択の方じゃないと
聞き及びがないことかと。
聞いたことがあってもテストには出ないので
余計に印象が薄いかも。w
しかし!
御土居ほど大規模な遺跡は
karate史上、福岡の水城以来ありません!!
![豊臣秀吉像](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2020/03/豊臣秀吉像-1024x681.jpg)
御土居
豊臣秀吉権勢の頃、京都の洛中(現在の京都市の中心部)を囲むようにして建設された土堤。当時、秀吉の手によって京都の土木工事が大々的に行われた。その名も「京都改造計画」。御土居は総延長22.5kmであり、九州の大宰府近くにある水城の1.2kmと比べると、長さだけで言えばはるかに大規模であることがうかがえる。
長~い遺跡といえば、万里の長城。
万里の長城は現存する壁だけで、約6,000km。
・・・比較に出してはいけないシロモノでしたね。w
それでも秀吉は大枚をはたいてまで、なんで
こんな大規模な土堤を作る必要があったんでっしゃろか。
ざっくり御土居1周マップ
今回の御土居1周旅は、京都御所すぐ東にある
蘆山寺(ろざんじ)境内にある御土居からスタートします。
一応、京都市の観光MAPには蘆山寺境内とあります。
でもGoogle Mapでは河原町通に面してるんですよね。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/59D0FBDB-F1C6-4DB2-B6D8-4794A6E88C91-1024x768.jpeg)
南側から撮りました。こんもりしています。
ホンマに御土居なのか不安になりますが、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/1384F37D-99B1-4A79-93A9-6DADFDBBF3DE-1024x768.jpeg)
この通り、ちゃんと案内もありました。
右が北で、左が南ですな。
現在地は東方面、赤い部分です。
赤いラインが御土居の所在地ですが
もちろん、こんなくっきり残ってはいません。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/0E467D0E-F800-4AD5-8407-BF12A19F1A81-1024x768.jpeg)
裏側から撮ってみました。
そうそう、ここの御土居は大通りに面しているのに
物凄く見落としやすいです。
karateも時折地図を確認しながら
ロードバイクで走っていたのですが、
2回も通り過ぎました。w
河原町通を北上して
「府立医大病院前」という交差点をさらに北上、
交差点から徒歩1分くらいです。
京都府立医科大学附属図書館(ベージュの建物)
長浜バイオ大学京都キャンパス(レンガの建物)
2つの間にあります。
レンガまで行くと行き過ぎですので戻りましょう。
街中にふっくら、不自然な丘ですよね。
でも、どうも引っかかるんです。
この御土居だけ微妙にズレてるような気がして・・・
こういう堤って、結構直線的に作られるはずなんですが
他の御土居の位置を考えると、
ここにあるのは納得いかない。
と、思って調べてみたら案の定!
こちらは復元御土居でした!やっぱりね!!
本物はやはり蘆山寺の境内にあるようで
墓所の一角にひっそりあるみたいです。騙された!w
ご興味のある方は、復元の方も見てみてください。
もちろん、本物も見てくださいね。w
蘆山寺
京都府京都市上京区北之辺町397
Mapはこちら
御土居最北端は学校の中?
加茂川中学校~北区土居町へ
チャリでさらに北上してまいります。
今度は御土居の最北端までやってきました。
![御土居](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2020/03/御土居-1024x768.jpeg)
御土居の石碑が。今度こそ本物。w
でも柵で仕切られていて中に入れません。
それもそのはず。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/96879334-19B6-427B-A547-D59A6551EAC1-1024x768.jpeg)
奥にあるの、学校なんすよw
加茂川中学校の敷地内に、御土居があります。
他にも北野中学校の敷地内にも御土居があるのですが
こちらは事前に連絡して申込をしておけば、
見学できるみたいです。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/7D306102-0E4E-4FA8-B83A-9B47C4D66B3C-1024x768.jpeg)
反対側はこんな感じ。
道路に分断されていますが、ここが御土居の北限。
さらに西へ伸びていきますので、
ここからは西へチャリを走らせます。
ここまでで大体30分くらい。
燃費の悪いkarateは、ぼちぼちエネルギーが欲しいところ。
と、いうわけで寄り道してきます!
京都市立加茂川中学校
京都府京都市北区 紫竹上長目町5
Mapはこちら
バーガー?いいえ、どら焼きです!
「朧八瑞雲堂」のボリューム生どら焼き
ちょうど御土居巡りの動線沿いにあるんです。
もう夕方なので全部売り切れてるかもですが・・・
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/6316859A-DACF-4351-9542-221277490D29-1024x768.jpeg)
「朧八瑞雲堂(おぼろやずいうんどう)」へ!
生どら焼きが有名で、
午前中に完売することがほとんど。
しかし、実はkarateは甘いモノに
縁のある星の下に生まれまして
売り切れで買えなかったということが
未だありません!
そして今日も今日とて
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/FBC8F968-1C6A-4AEB-821D-89D1F06FECAF-1024x768.jpeg)
ギリ残ってた!!
「黒ごま」と「珈琲」味が残ってますね。
ごまも捨てがたいですが、珈琲にしておきました。
ここの生どら焼きの何が有名って、
ボリュームがすごいんです。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/DB673969-417C-4FAC-9DC2-0A49481EDE0A-1024x768.jpeg)
厚さ8cm!!
これはインパクトありますよねー
上の方にあんこがあって、その下は生クリームです。
甘いモノ好きのkarateですが
生クリームには昔から胃もたれするタイプ。
和菓子の方が好きなんですが、
ぼくでも胃もたれナシで食べられました!
珈琲とメープルが、クリームからふわっと香ります。
調子に乗って黒ごまも食べようと思ったのですが
お一人様一つまででした。残念。
朧八瑞雲堂
京都府京都市北区紫竹上竹殿町43
Mapはこちら
今度の御土居は遊園地の中?
「大宮交通公園」のたまらん廃墟感
先ほどの御土居から南西へ向かっていきます。
今度の御土居はどうやら遊園地の中。
遊園地と呼ぶには頼りないですが
「大宮交通公園」内にあるようです。
公園とあるのですが、有料のゴーカートがあるなど
ちょっとだけアトラクションがあるみたいですね。
しかし、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/91013621-0197-47DD-8F70-0D4CCBD9826F-1024x768.jpeg)
2019年9月閉園!!
また中、見られへんやん・・・
入り口から少し遊具が見えるのですが
既に廃墟感が漂っていました。
たぶん、閉園前からその雰囲気は出てたんでしょうなw
外から見えんもんかと思い、
公園を1周してみました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/10/3961C558-37AE-4175-BB73-E3AE913E1921-1024x768.jpeg)
何やら、こんもりした丘が。
あれこそ正しく、御土居!!
良かったー外から見えて。
確か西側やったと思います。
ギリギリ確認できますので、
敷地の祖T、西側を歩いてみてください。
大宮交通公園(閉園)
京都府京都市北区大宮西脇台町17
Mapはこちら
うーん、今回は当ブログ史上、最も地味やったかもw
ぼくは嬉々として回ってたんですけどね。
さて、前編はこのくらいにしておいて、
後編はもう少し華の出るよう、
寄り道にも本気を出してみました。
道中にある有名なお寺も、ついでに解説していきます!
中編は、こちらからどうぞ・・・
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