八女→久留米へ途中下車
久留米で途中下車、というと
久留米の方から怒られるかもしれません。w
それだけ久留米は大きな街であり
また歴史の深い地域でもあります。
今回は久留米グルメはさておいて
久留米城を練り歩いてきました。
今回のラインナップは、こちら・・・
◆久留米城へのアクセス
◆久留米城って誰のお城?
◆筑後川に守られた御殿と
「篠山神社」
◆夜は博多へ!
「岩瀬串店」で創作串をいただく
久留米城へのアクセス
karateは八女市からアクセスしましたが
博多駅からのアクセスをご紹介しておきます。
博多駅
:鹿児島本線
↓快速荒木行(38分)
久留米駅
:バス18系統
:普 高専方面行[大学病院](6分)
↓
「医学部前」下車
↓徒歩5分
久留米城
さて、医学部近くで下りてみたわけですが
いきなりカッパがお出迎え。車止めかな?
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/0706FDC2-AED3-4A98-97F1-9840028751AA-1024x768.jpeg)
久留米名物といえばラーメン、焼き鳥、
そしてカッパ!!!だそうです。
全然知らんかったw
久留米を流れる筑後川にはかつて、
カッパが9,000匹も住んでいたり、
カッパの手のミイラが25年に1度だけ
一般公開されたり、
久留米市のゆるキャラがカッパだったりと
何かとカッパ推しなようです。
嫌いではないけど、詳しくもないなあ
京都は黄桜くらいしかカッパと縁がないですからね・・・
久留米城って誰のお城?
ところで久留米城の城主って誰なんですかね。
大阪城は豊臣秀吉!
福岡城は黒田長政!!
久留米城は・・・うーん。
実は
うーんってなるのも致し方ないのです。
小早川秀包(毛利秀包)→田中吉信
→田中忠政→有馬豊
なんとこの間、たったの44年。
10年に1回、城主が変わっていたことに。
その後は有馬氏が代々守っていくことになるので
一応、有馬氏のお城ということになるのかしら。
久留米はちょうど肥前と豊後の間にあり、
龍造寺隆信と大友宗麟がせめぎあう場所にあった。
コロコロ変わるのも無理はないのかなあ。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/5594F744-51C5-4B68-93C6-5B81DB17BBF9-1024x768.jpeg)
そうこうしているうちに、石垣が見えてきました。
キレーな石垣ですこと!!
手前に有馬記念館という看板があって、
ついつい競馬を思い浮かべてしまいましたw
この有馬は、有馬一族の有馬ですね。
階段をあがっていくと・・・
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/EF7EFC55-02ED-4114-A2C4-4FABD432D73D-1024x768.jpeg)
広場に出ました。
もう天守は残ってないんですね。
そもそも天守、あったんかもアヤシイな。
緑が美しく、風がそよそよと吹いています。
木の葉がさらさらと鳴り、耳にも美しい場所です。
前方に見えるのは篠山神社(しのやまじんじゃ)
お参りをしようと思ったのですが、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/811ADB05-F30D-4F30-ADBE-2216C78A6DFA-1024x768.jpeg)
社殿後方に何かあるようです。
草むらのバッタを蹴散らしながら奥へ進みます。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/6A9F360D-6CE7-442D-941A-9B7712EC8F94-1024x768.jpeg)
文字が消えてて読みづらいですが
篠根神社(しのねじんじゃ)とあるようです。
島原の乱の戦死者をまつるお社なんだとか。
島原の乱といえば、最大規模の一揆ですね。
その数、3万8千といわれています。ヤバすぎ。
石田三成の所領が19万石、
1万石で養える兵は大体250人くらい。
単純計算ですがあの石田三成でも
兵力は5千程度だったことを考えると
3万8千という数がいかに巨大かがうかがえます。
しかも一揆軍は全員処刑・・・ひええ。
お社ひとつじゃ足りない気もします。
そしてそのお隣には真っ赤なお社が。
赤いということは、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/AD4F6202-25EB-4675-B07B-70A3FE2045D5-1024x768.jpeg)
お稲荷さんですね!
大乗院稲荷神社とあります。
まだ新しそうです。
さらにお隣には、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/7A1DC7F7-A2D1-46F8-890A-76BF01868E03-1024x768.jpeg)
左には「道君首名之碑」(みちのきみのおびとなのひ)
右には「菊歩兵第五十六聯隊(れんたい)」とあります。
恥ずかしながらどちらも知らなかったのですが、
道君首名さんは700年代初頭に亡くなっています。
灌漑を作るなど民と農業に従事した人だったらしく、
没後は地元の民から神として祀られたとか。
菊歩兵というのはある陸軍師団のニックネーム。
蒋介石やチャーチルに
「世界最強の部隊」と言わしめたそう。
その強さは目覚ましいものがあったそうで、
戦果も著しかったが、ビルマで終戦の詔勅を受けた。
石碑にはこんな歌が残されています。
忘れまじ 異國に散りし 戦友偲ぶ
面影若く われ老けにけり
忘れもしない、戦地で散っていった友を思い出す。
その面影は若く、自分ばかり老けていく。
生きて帰り、年を重ねることは幸せなことです。でも亡くなった友は、年を取らない。友には、この幸せはなかった。故郷に残してきた親、恋人、妻、子ども。幸せがないどころか、彼らをどれだけ悲しませたことか。それでも友が戦ったおかげで救われた命もある。あの時死んでいたのは自分かもしれない。友の分まで一生懸命生きるのは当たり前。友のおかげで、自分がいることを、決して忘れない。
・・・
深読みしすぎでしょうか。w
でも、中らずと雖も遠からず、
友のおかげで、karateもこうして生きています。
筑後川に守られた御殿と「篠山神社」
西側に回ってきました。
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筑後川が真っ直ぐ流れています。キレイです。
ここにカッパが9,000匹もいたんですね。
多いなあ。w
karateは菊歩兵の石碑で
すっかりおセンチです。
暖かいため息をつきながら帰りかけたそのとき、
(あれ、篠山神社は?)
危うくメインディッシュを放り出すところでした!
さすが世界最強の部隊!
難攻不落のkarateの意識を持っていくとは!!w
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/A07AC99A-F5D7-4E8E-BBF6-CDA1AFF990F3-1024x768.jpeg)
こちらが篠山神社
緑の屋根が美しい。銅板葺きですな。
銅は錆びると緑色になります。
緑青(ろくしょう)とも言いますね。
住宅街でも昔からのお家の雨どいなんかは
同じように銅でできていることもあります。
緑色になってたら、銅製ですね。ええ雨どいです。
さあ皆さまお待ちかね!
恒例の狛犬チェック!!
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/C431C5A6-B3A6-4FCE-AEAA-061FC2DD3F51-1024x768.jpeg)
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/30CDA96A-26FD-40B6-8FCB-8C5818C26F48-1024x768.jpeg)
筋肉質でたくましいですな。
karateにはサイド・トライセップスを
しているようにも見えます。w
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/0346AD52-A393-4FE9-8AAE-FE6AD2346153-1024x768.jpeg)
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/858496E5-A7D5-4A90-A966-CD8C0A26A100-1024x768.jpeg)
お参りの順序は逆になりましたが、
鳥居も灯篭も立派です。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/75EFD69A-9BB3-4874-897E-A86F222B8C7D-1024x768.jpeg)
こっちが表側。
karateはついつい裏から入りがちですな。w
本当はもう少し練り歩きたかったのですが、
5時閉門の看板があったので、
そそくさと出てまいりました。
敷地自体はそこまで広くないのに、
700~1900年代までの歴史を追うことができました。
侮るなかれ、久留米。
今度来たときはカッパ・ハントですな!
久留米城
福岡県久留米市篠山町444
Mapはこちら
夜は博多へ!
「岩瀬串店」で創作串をいただく
さて、博多へ戻ってきました。
大切な人との久しぶりの再開があったのです!
どこへ行こうか思案していたところ、
お肉の気分のkarateは「岩瀬串店」を所望。
ところが、超人気店らしく・・・
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/08/9464EDBC-CF7D-4A8F-AF00-0D03B3E0FBBE-1024x768.jpeg)
ご覧の有り様・・・
30分ほど待ちました。
お料理も非常に魅力的だったのですが
写真を撮るのもはばかられるほどの混雑。
人気と快適さは両立が難しいですな。
実は店内にはドリンク以外に
メニューらしきものはなく、
食べ物はコの字型のカウンターのケースにある
串を見てオーダーするようです。
またお会計はCODシステムですので
先に1,000円単位で払っておく必要があります。
印象に残っているのはつくねですかねえ
美味しかったなあ。
空いてれば、また来たいかな・・・
ごちそうさまでした。
岩瀬串店
福岡県福岡市中央区大名1丁目4−22
Mapはこちら
福岡の女性向けポータルサイト - La Vita
【大名】話題の立ち飲み屋~岩瀬串店~ - 福岡の女性向けポータルサイト - La Vitahttps://la-vita-fukuoka.com/news/bar/8080/はじめまして! 生まれも育ちも福岡の、Rinと申します。 これから大好きな【グルメ×お酒】について ...
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