京都観光・鉄板モデルコース ~定番 東山エリア 前編~

八坂庚申堂 PIC UP!!
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観光都市・京都

外国人観光客が多く訪れる、観光都市・京都。
大阪出身のぼくとしては、
「アホか!関西代表は大阪や!」
と思っていましたが、

ステージが違うのです。

京都は、世界のKYOTOなんです。

そして京都は全日本人にとっても縁の深い都。
関西圏にお住まいの皆さまは、
何度か訪れたことがあることかと。

地方にお住いの方も、
修学旅行で訪れた方は多いことでしょう。
大人になってから改めて来ることも少ない
修学旅行の鉄板コースをご案内。

京都駅発 市内の東山方面をめぐる

京都駅をお昼に出発してどこまで巡れるか、
欲張りコースでまいります。

今回のラインナップは、以下の通り・・・

◆京都めぐりを始める前に
◆京都駅→清水寺方面へ
◆「汐鯛めし 大黒」で贅沢ランチ
◆アラビカコーヒー→「八坂の塔」へ
◆「八坂庚申堂」カラフルさるぼぼ?




京都めぐりを始める前に

最近の修学旅行生はタクシーで回ります。
が、今回はバスで巡ります。エコですよ、エコ!

京都は観光スポットが密集しています。
レンタサイクルでも十分に巡ることができます。
でもね、施設やお店によっては駐輪場がないく、
土地勘がない人は、駐輪場を探すのに時間を浪費してしまうかも。

なお、交通機関の使い分けは
以下の通りに分けるとよろしいかと。

有名どころを優先 →電車 and 地下鉄
マイナーどころ優先→バス

京都駅12:00発→清水寺方面へ

定番中の定番、清水寺方面へまいります。

清水寺へは京都駅北口からバスターミナルへ。
バスの運賃は一律230円。

バスに3回以上乗る予定があるなら、
「1日乗車券」を買いましょう。
1日乗り放題で、600円!
3回乗れば、元は取れます!w

京都市交通局HP

一番楽な買い方は、バスの運転手さんに、
「1日乗車券くーださい」
と声を掛けると良ろしいかと。
停車中、信号待ちで声を掛けると購入できます。

普通は五条坂を上っていきますが、
道中はお土産屋さんばかりで
観光客も多すぎます。
素敵な寄り道をしながら行きましょう。

正規ルートの五条坂を通り越して
清水道まで北上します。

バス停を下りて北を見ると、
ファミリーマートがあります。

その正面に坂がありますので
ちょびっとだけ上っていきますよー。

12:30「汐鯛めし 大黒」で贅沢ランチ

お腹が減っていると思いますので、
お昼は、汐鯛めし だい黒」さんへ。

通りに入ってすぐに、右手に折れると
暖簾の出ているお店があります。

鯛めしと聞くとご飯といっしょに鯛を炊いて
混ぜてあるものを想像しますが、
こちらはお刺身に出汁をかけていただきます

ランチは2000円くらいから。
コースにすると、前菜や汁物、副菜に加え、
鯛のアラ炊きも出てきます。これが絶品。
他にもお造りセット(限定20食)、
鴨ロースセット、
おまかせコースもありました。
物足りない方は、追加で頼むのもアリです。
ただし、単品も鯛めしばかりですが。ww

ぼくが行った時間はランチ時だったせいでしょうか。残念ながらビールはハートランドだけで、飲み物はあまり種類がありませんでした。
夜のメニューには焼酎やら日本酒やら、結構揃えていらっしゃいますが、昼はやってないんですかね。
まあ、これだけ繊細なお食事をいただくのにビールをがぶがぶ飲むわけにも参りますまい。

とはいえ、ぼくらは手前のテーブル席でしたが奥にはカウンター席が続いていました。常連さんらしき方が大将と話されていました。それは良いのですが、何やら「ジュー」という音が聞こえてくるのです。鯛めし屋さんやのに。こっそりのぞいてみると、どうやらお肉を焼いていた様子。お肉のメニューもあるのかもしれません。まさか鯛をジュージュー焼かないと思いますし。




13:20
アラビカコーヒ→「八坂の塔」へ

お店を出て、さっきの坂へは戻らずに
そのまま細い路地を抜けます。
坂を上がり始めて間もなく、
アラビカコーヒーがあります。
食後にコーヒーを飲みたい方、
またインスタに熱心な方は
こちらで一杯引っかけるとよろしいかと。
※映えにつき、ものすごく並びます・・・
アラビカ

 

さて、そのまま坂を上がります。
間もなく目の前に、八坂の塔が!

 
見たことありますよねー、この光景。
八坂の塔の正式名称は法観寺
京都のお寺ですが、聖徳太子が建てたもの。
今残っているものは15世紀頃に再建。
八坂の塔 法観寺

 

拝観は難しく、ぼくも何度か訪れていますが、
毎回閉まっています。とほほ

拝観を希望される際は、
事前に電話で問い合わせた方が良さそうです。

塔の中を見学することもできます!
内部には長ーい心柱(しんばしら)
立っています。

これ、塔のてっぺんまで伸びているとか。
柱一本で立ってるって、恐くないですか?
いや、むしろ構造が単純な方が、
地震にも強いのかしら。

塔の上部には、急こう配の階段を上がります。
中は最低限の明かりしかなく、
めっちゃ暗いらしいです。お気をつけて。

土足で上がることになりますので、
できるだけ歩きやすい靴でお越しください。

八坂の塔の中を拝観できずとも心配ご無用。
この界隈の石畳は風情満点です。

少し歩くだけでも幕末の舞台が
ちらほらありますし、
散歩するだけでも十分に値打ちはあるかと。

お土産屋さんもひしめいていますが、
買い物は帰りにしておきましょう。
清水寺は入場してから結構歩きますので。

法観寺
所在:京都市東山区清水八坂上町388
Tel: 075-551-241




「八坂庚申堂」のカラフルさるぼぼ?

八坂庚申堂

八坂の塔の手前に、八坂庚申堂」があります。

平安時代初期に建てられたお寺で、
もともとは京都を牛耳っていた渡来系豪族の一つ、

秦氏(はたうじ)の守り本尊がお祀りされていたとされています。
嵯峨嵐山方面に灌漑(かんがい)を作って農業を広めた一族ですね。

お名前の通り、庚申(かのえさる)信仰に関連の深いお寺です。

 

境内に入って間もなく、
さるぼぼ?がたくさん吊るされています。
カラバリ最強。

八坂庚申堂 くくり猿

実はこれ、「くくり猿」と呼ばれるもの。

猿って、欲望の権化じゃないですかw
だからこうして四肢を縛って吊るすことで、
自分も欲に走らないように、と
お願いするものなんです。

欲を一つ我慢すると、願いが叶う
と言われています。

願いを叶えるのに、
なんか、お手軽すぎるような・・・

境内は結構狭いのですが外国人や大学生も多く、
皆、写真撮影に必死です。

いや、それくらいカラフルで
映えるスポットなんです。

前編でご紹介したアラビカコーヒーを
境内に持ち込んで撮影する子たちも。

かく言うぼくも、昔にカメラの練習に
行った記憶があります。一人で、ですけどねw

だからなのか、いつも女の子が多いような印象。
皆、ちゃんとお願いして帰ってねw

八坂庚申堂(金剛寺)
所在:京都府京都市金園町390−1
Tel:075-541-2565

 

前編はここまで。
中編はノスタルジー全開でご案内いたしますー。

 

・・・続きはこちら・・・

京都観光・鉄板モデルコース ~定番 東山エリア 中編~

京都観光・鉄板モデルコース ~定番 東山エリア 後編~