男は大きいものが好き
大きい乗り物、大きい建物、
大きいヒーロー、大きいエビフライ。
男は大きいものが好きです。
karateとて例外ではござんせん。
今回は大きい台風に振り回されましたが
かねてから行きたかった富山キラリへ!
素敵な図書館なんですー住みたい。w
今回のラインナップは、こちら・・・
◆今度はちゃんとお昼間に!
「富山城」の石垣を凝視してきた
◆ついに来ました!karate感無量!!
「富山キラリ」は全世代の快適空間
◆富山キラリにkarate、何思ふ
◆自治体所有建築の可能性
今度はちゃんとお昼間に!
「富山城」の石垣を凝視してきた
翌朝も7時起床。
ご飯は2杯、一汁三菜、どうもkarateです。
前回は夜中に富山城へお邪魔しました。
今回はちゃんと昼間に行ってきました!
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/DA7D54C0-6AE6-417C-AECA-0EFD423F7AAC-1024x768.jpeg)
夜は夜で綺麗やったなあ。
昼は昼で、どっしりしてはる。
この門自体は新しそうというか、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/170CD388-6BF1-4A3B-9955-15BE01ADB5AC-1024x768.jpeg)
全体的に新しい感じ。
江戸時代の廃城令か明治の廃藩置県でなくなったクチかしら。
調べると、戦後に再建されたものみたいですね。
富山城
前田利常の次男、利次が加賀藩から独立して富山藩を立藩。その際に室町頃からあった富山城を居城とする。近くを流れる神通川を防衛の一部として使っていたため、水に浮いて見えることから別名「浮城」と呼ばれた。江戸時代の飛越地震、明治の廃藩置県による払い下げ、第二次世界大戦時の空襲により被災するなど、不安定な時期を送る。戦後、彦根城などの現存天守を参考に、富山市郷土博物館として再建。
富山城は結構最近できたもんなんですね。
昔そのままなのは、お堀くらいなんかな。
富山城は現在資料館になっており、
富山市郷土博物館という名前になっています。
それよりも同じ敷地内にある
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/34F4F17E-CD4F-473F-A887-D73399FB6BDA-1024x768.jpeg)
佐藤記念美術館の方がお城っぽい。
瓦のせいかな。
富山城、もう少し近づいて見てみると
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/3E34B253-0BB2-4CAA-98A4-4641F04130A8-1024x768.jpeg)
こんな感じ。
何か、気付きませんか?
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/48D44152-5A3F-4C96-8951-E2AF3F2E785B-1024x768.jpeg)
そう、この石垣!!
一際大きな石がはまってますな。
これ、鏡石(かがみいし)といいます。
藩主の力を見せつけたり、威圧したりと
用途は様々。
これくらい大きな石を平らにして
運んでまうくらいの技術もってるねんで!
ということでしょうか。
この技術はそのまま軍事力にもつながりそうです。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/3113A6B3-3ED0-46C8-AE16-C64B76B9AAC1-1024x768.jpeg)
お堀の外から1枚。
石垣の中には野面積みの部分もありました。
室町~安土桃山時代の面影も見られて、
karateは大満足でした。
富山市郷土博物館(富山城)
富山県富山市本丸1−62
Mapはこちら
ついに来ました!karate感無量!!
「富山キラリ」は全世代の快適空間
富山駅から少し離れて
市街地の中心へ来ました。
富山は路面電車も走っていて
エコですな。
京都のバスも、トラムになれば
遅延も混雑も解消されそうやのに。
以前にも富山キラリについては書きましたが
現代建築の代表格といっても過言ではない、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/12EB1699-B79E-45EE-82F5-63F5C6364166-1024x768.jpeg)
富山キラリへやってきました!
お時間許すものなら、半日は入り浸っていたい。
富山キラリ
建築家・隈研吾による設計。ファサードのパネルにはアルミ・ガラス・御影石が使用されている。パネルはランダムに配置され、角度もそれぞれ異なっているため、時間帯によって光の反射加減が変わり、見る度に違う表情が楽しめる。
ちなみにアルミとガラスは富山の特産品ですな。
前回の雨晴の道の駅でも
ガラス工芸品や金属器がたくさん販売されていました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/406722B1-FDFC-49AF-8B06-7FF326302188-1024x768.jpeg)
エントランスにはベンチが
「キラリ」の文字になるよう配置されています。
富山キラリには
「富山市立図書館」と「富山市ガラス美術館」が併設、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/A9E2BAE1-C4B2-4D73-B106-990378758D51-1024x768.jpeg)
その他にもカフェやミュージアムショップも。
最上階にはオフィスもありますな。
富山キラリは外観も素敵なんですが、何といっても
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/24711E2D-38DD-4954-8AFE-3AAFDFFF7608-1024x768.jpeg)
この「ねじれた」吹き抜け!!
木の使い方が、隈研吾さんらしい。
スパイラルボイドといい、
各フロアを少しずつねじってねじって
らせん状に見せています。
吸い込まれそうな感覚・・・!
1階部分は半分以上銀行で、残りは美術館のチケット売り場。
富山キラリの本気は2階から始まります!!
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/D33223CB-DFE6-4230-8ED9-2B717E50DF0E-1024x768.jpeg)
なんて贅沢な空間の使い方。
こんな開架、見たことない。
それにしても明るい。
どこにいても優しい自然光に触れることができます。
照明も最低限でスポットだけ使用していて、
強烈な光はどこにもない。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/BF3B519D-00C2-4210-8797-E3CA18ED7646-1024x768.jpeg)
セミナールームでは勉学に勤しむ学生たちがズラリ。
困っている学生を見ると無差別にお節介を焼きたくなる。
ムズムズしますな。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/EE452772-627E-42CE-BA25-4548829D026C-1024x768.jpeg)
PCで調べものをする場合は、こちら。
ちゃんと住み分けられて、秩序が守られています。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/52380E38-7D27-41C9-9E0C-07E71B100C43-1024x768.jpeg)
ここまでするんか!
すごいな富山キラリ・・・!
これだけちゃんとしてれば
中高生も安心して勉強できますな。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/E425CC72-31FF-4849-B525-847E3F115369-1024x768.jpeg)
開架の中には特集を組まれているコーナーもあり、
地域の歴史や地理・文化・地質に至るまで
貴重な資料が並んでいました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/2A14036B-4351-4FF9-875B-BA6ED1E77312-1024x768.jpeg)
雑誌コーナーも充実。
これまた贅沢な使い方。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/DEB3B7E1-887A-487D-ACC4-769330B3979B-1024x768.jpeg)
閲覧室でも勉強はできるみたいですね。
当然、資料閲覧する方を優先してほしいですけど。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/07D654BC-442D-489E-AFAA-835DA22FFC58-1024x768.jpeg)
絵本コーナーもありました。
知らない絵本ばかり。
一時期絵本集めに凝っていた時期もありましたが
絵本って高いんですよね。
でも小さい子向けに書いてあるから平易な言葉で書かれている。だから、大人は言葉以上のものを受け取ってしまう。
詩に近いものがあると感じているのですが、詩のように婉曲的に表現しない分、今立っているここ、地面にぐらぐら働きかけるような、大きな力を感じます。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2019/09/E1B6D3E7-3BC3-4E84-9556-248304DFBA87-1024x768.jpeg)
帰りのエスカレーターからの一枚。
次の予定があるので、断腸の思いで
富山キラリを後にします。
あ、
ガラス工芸のこと忘れてた・・・w
富山キラリ
富山県富山市西町5−1
Mapはこちら
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