「デザインあ展」が大盛況らしい
karateは芸術は鑑賞専門です。
絵はデッサンくらいまでならできますが
絵の具を使うと、てんでダメですw
音楽もサックスとリコーダーはできますが
楽譜は読めませんww
当然、芸能も見る専門です。
こう見えて?芸術は好きなのです。
好きなアーティストの展覧会であれば
青森や九州へだって遠征します。
そして今回行ってきた展覧会、
どうやら大変人気のようで。
入場制限がかかる中、意を決して行ってきました。
今回のラインナップは、こちら・・・
◆憧れの佐川美術館へ!
◆その前にそもそも「デザインあ」って?
◆デザインあ展、怒涛の180分待ち!!
◆平山郁夫のしまなみ海道の絵に興じる
◆ついに入場!大好きなあのコーナーも!
「フォント」と「もん」について
憧れの佐川美術館へ!
その前にそもそも「デザインあ」って?
「デザインあ」という番組、ご存知でしょうか。
テレビっ子karateは、もちろん存じ上げております!
実はNHKの教育番組が大好きなのです。
家では大体、NHKのEテレにチャンネル固定ですw
この番組、何も堅苦しいものではなくて、
むしろ子ども向けのデザイン番組です。
短い時間の中で様々なコーナーに分かれており
目まぐるしく移り変わるため、目が離せません。
放送は土曜の午前7:00~7:15ですが、
金曜の午後10:45~11:00で再放送もしています。
NHK「デザインあ」番組HP
www.nhk.or.jp 13 tweets 884 usersデザインあhttp://www.nhk.or.jp/design-ah/こどもたちの未来をハッピーにする「デザイン的思考」を育てる新番組『デザインあ』
「デザインあ展」公式HP
五十音の最初の音が「あ」であり、
番組タイトルには
「デザインの入り口になれるように」
というメッセージが込められている。
karateは仕事柄、フォントに大いに関心があります。
番組内では子どもとって、
いささか難しいような説明がありますが
大人からすれば非常にわかりやすい。
karateのPC内のフォントの容量を見ると
2ギガ近く入っています。
使っていないものもありますが
何となくで使用していたものが
視覚的にこんな効果や特徴があるって
色々説明してくれるのです。めちゃ楽しい。
さて、そんなこんなで「デザインあ展」は
全国を巡回中。
2020年1月現在は、滋賀県の
佐川美術館で開催されています。
憧れの佐川美術館!
昔から番組の合間に流れる天気予報のバックに
この美しい建物が映っておりました!
やっと来られた・・・!!
佐川というのは、あの佐川です。
そう、佐川急便!!
ネット通販全盛の昨今、物流の時代ですもんね。
儲かってまんな。
内側から眺めても、やはり美しい。
軒の裏側まで、ちゃんとしとる。
エントランスも素敵。もう全部素敵。
素敵尽くしな佐川美術館ですが、
メインの「デザインあ展」は地獄でした・・・
デザインあ展、怒涛の180分待ち!!
鉛筆を持ち込んで平山郁夫の絵画に興じる
実はチケットを買う改札?のところに看板があり、
入場制限中とありました。極めつけは
「180分待ち」というTDLも真っ青の待ち時間。
諦めて引き返す御仁も多くいらっしゃいました。
子どもはギャン泣きでしたね。気の毒に。
ここまで来たんですから
独り身のkarateが諦めるわけにもいきますまい!
とはいえ180分待ちは遊園地に全く行かないkarateには
想像を絶する荒行。
落ち着くまで、もう一つの展覧会を観賞しに。
実は特別展よりも、こちらが楽しみで来たのです!
企画展とは反対方向へ進むと、
驚くほど静かな空間がありました。
「平和の祈り」とあります。
ここから先は、平山郁夫さんの絵画が展示されています。
平山 郁夫(ひらやま いくお) 1930-2009
広島県出身の日本画家。原爆症で死に瀕したころから、仏教にまつわる作品を多く残している。シルクロードをたどる他にも紛争地へ足を伸ばしており、筆と絵の具で平和を訴えた。
karateは平山郁夫さんのしまなみ海道の絵を
楽しみに来ました。
何度も渡ったはずの橋たちもkarateは昼の顔しか知らず
夕日に照らされた姿や宵闇に白く浮かび上がる姿を
現像的な筆致で拝見しました。また行きたくなった。
展示の数はそんなに多くないのですが、
平山さんの作品に限定した展覧会なので
かなり見応えがありました。
結局1時間近く見てたんちゃうかな。
そして行列の様子を見にうかがうと、
120分待ちに縮まっていました!
それでもまだ2時間か・・・
と、思ったんですけど実際待ったのは
1時間くらいでした。
世のお父さんお母さん方!
入り口の待ち時間にひるむことなかれ。
実際は表示よりも結構短い時間で
入場できました。
臆せず進めよ、行けばわかるさ!!
ついに入場!大好きなあのコーナーも!
「フォント」と「もん」について
テーブルごとに、人気コーナーの展示が。
積み木のように子どもが遊べるコーナーもあります。
こちらはスケッチですね。
同じモデルを違う方向からスケッチして
画像を順番に表示して
ぐるぐる回っているように見せる。
子どもが一心不乱に描いていました。
中には大きなお友達も。
karateの愛するフォントのコーナーもありましたよ!
いやん。レトロ看板フォント。
こういうのって、当時は看板屋さんが
デザインしてたんかな。
こうして並べて見ると、どれも全然違います。
そしてkareteの好きなコーナーがもう1つ!
「もん」のコーナー!!
コンパスを使って家紋を描くという。
これは大きなお友達であるkarateでも
ちびっ子たちに譲れない!!!
並ぶこと5分・・・
席が空いたので滑りこみました!
選んだのは一番難易度の高い「雁金」
ホンマにコンパス一本で描くんすなあ。
番号に従って描いていきます。
何となく全容が見えてきました!
鉛筆で縁取りして、黒く塗ってみます・・・
完成!ちょー楽しかったww
昔の人は数学的見地からではなく
経験からこういう家紋を作ってたんでしょうね。
凄いわ。
それにしても、子どもの多かったこと!
子ども向け番組ってことを再確認しました。
幼い頃の芸術体験は貴重やと思います。
karateは祖父と母が芸術に熱心で小さい頃はよくコナンみたいな格好をさせられてクラシックのコンサートに連れていかれましたw
聞いていて落ち着くのは、実は日本の音楽よりもクラシックだったりします。
母は絵画が好きだったので印象はやら何やらの展覧会によく嫌々連れていかれましたww
絵画においてもクラシックの方が見ていて落ち着きます。日常見るのであれば、いわゆる西洋の名画の方が良い。
中学1年生のとき、初めて自分でお金を出して見に行った展覧会が、フェルメールでした。今でも特別な思い入れがあります。
高校生の頃にはバイト代を貯めて、香川県の直島までモネを見に行きました。今でもモネの絵画に触れるにつれ、部活とバイトの日々が蘇ります。
大学生になると、石川県の21世紀美術館までロン・ミュエクの作品を見に。大阪から金沢までロードバイクで往復600kmの旅。楽しかったw
大阪に住んでいた頃は、常設展を見に何度も足を運びました。絵画や彫刻を眺めながら考え事をしたり、デッサンというかスケッチしたり。
少し禅に近いもののような気がします。美術館で美に触れることで、自分を見つめるというか・・・
道場でも同じような感覚になります。基本稽古をしている間なんて、完全に禅です。25年以上、同じ動作をやってきたわけですから。
教養として身についていることも良いのですだ、それよりも、そういう場所を持っていることが、様々の美に対して敷居を感じないことが、karateの中では大きな財産になっています。
祖父と母に、心から感謝。
コンサートの後のステーキは、
マジでウマかった。www
佐川美術館
滋賀県守山市水保町北川2891
Mapはこちら
「デザインあ展」公式HP
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