続・金沢旅行!「石浦神社」の明快おみくじシステムに迫る!!

石浦神社 おみくじトンネル ロードバイク
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面白いおみくじがあると聞いて

前回は金澤神社で
金沢市の名前の由来に迫りました。

その近くにはまだまだ寺社仏閣がありますが
どうも珍しい神社があるようで。

縁結びで有名な石浦神社へ行ってきました。

今回のラインナップは、こちら・・・

◆石浦神社へのアクセス
◆大吉の上に5ランクもあるって?
「石浦神社」おみくじの結果は・・・
◆おみくじのトンネル?
不思議なおみくじ掛けに結んできた

 

石浦神社へのアクセス

石浦神社は金沢市内にあります。
観光地のど真ん中にあるので、アクセスはしやすいかと。

金沢駅

↓バス(約17分)
↓兼六園シャトル・医王山線・才田宣・牧線・92鈴見線
↓94金沢
大学線・95北陸大学線のいずれか

広坂
:徒歩2分
石浦神社

karateは自転車だったので
10分くらいで到着しました。
車より速い不思議。w

バス停を下りてすぐ、
石浦神社へ到着です。

石浦神社

石浦神社の歴史は古く、古墳時代までさかのぼる。金沢の土地神として歴代藩主も篤くご信奉されていたとか。主な御祭神に大物主神(おおものぬしのかみ)大山食咋神(おおやまくいのかみ)菊理媛神(くくりひめのかみ)天照大神(あまてらすのおおみかみ)などがある。近年では縁結びの神様として、若い女性の参拝客が多い。

 

なぜ縁結びの神社として名高いか、
それは菊理媛神をお祀りしていることが大きいようです。

菊理媛神

イザナギが妻であるイザナミに会うべく黄泉(よみ)を訪れた。黄泉とはあの世のことである。イザナギはイザナミに会えたものの、変わり果てた姿に逃げ出してしまうが、すぐに捕まりケンカになる。その夫婦喧嘩を仲裁したのが、菊理媛神である。このことから縁結びの神様として祀られるようになった。

 

菊理媛神については当ブログでも
過去に登場してますね。

縁結びの神様はkarateが知っているだけでも
15柱もいらっしゃいます。もっといるかも。

だから結構な数の神社に
縁結びの神様は祀られていることになりますな。

上の写真は正面の写真ですが、
わき道からもお参りできるのです。

モザイク柄のハートが貼り付けられています。
縁結びの神さんを主張するためなんでしょうが
こんなことして大丈夫なのか心配・・・

でも大物主神は和魂(にぎみたま)ですから、
笑って許してくれそうです。w

もちろん、karateは恋占いをするために
ここへ来たわけではありません。

もっと面白そうなものがあったのです。

大吉の上に5ランクもあるって?
「石浦神社」おみくじの結果は・・・

拝殿でお参りを済ませ、ご挨拶。
絵馬やお守りは可愛い感じでした。
石浦神社のゆるキャラもいるそうでw

さて、karateの本命はコチラ!

おみくじ!!

ただのおみくじではござんせん。
小さなお社の左手に、順序表がありますな。
これによると・・・

  1. 福福福(みふく)
  2. 卯吉・申吉
  3. 大大吉
  4. 大大中
  5. 大吉
  6. 中吉
  7. 中中吉
  8. 吉吉吉(みきち)
  9. 小吉
  10. 小小吉
  11. 末吉
  12. 末末吉
  13. 末末末(みすえ)
  14. 末凶

という序列になっています。
上位と下位にはおみくじの確率も書いてあって
非常にわかりやすい仕組みになっています。

それにしても種類が多い。w

狙うは当然、福福福!!
おみくじの結果は・・・

吉!一番おもんない!!www
でも内容は吉にしては良いような。

大吉以上なら持って帰るところなんですけどねー
これは結んで帰らんといかんでしょうな。

拝殿の左手におみくじ掛けがあるとのことなので
結びに向かったのですが!
そこにはちょっとおぞましい光景が・・・!

 



おみくじのトンネル?
不思議なおみくじ掛けに結んできた

おみくじを細長く折りたたんで
結ぶ準備は万端です!万端ですが・・・

え?

えええ?
おみくじ、多すぎへん?
ちょっと怖いんですけど・・・w

おみくじはある程度たまったら回収して
焼いてくれているとは思うのですが
これはこれで名物スポットになりそうな勢い。w

のけぞった上体を起こして
結べそうなところを探します。

高いところはもう完全に埋まってますが
少し低いところであれば、辛うじてスペースがありました。

少しでも内容が好転しますように・・・

ええええ・・・
結んでたら、ちぎれました。不吉w

どうもkarateは力の加減ができません。
中学生の頃なんて、ガラケーを握り潰したこともあります。
karateには現代のモノは、いささか柔らかすぎる・・・w

真っ二つくらいにちぎれてしまったので
結び直せるか、おろおろしながらやってみることに。

ちっちゃ!w
下の人のと比べると明らかに短いw

皆さまもおみくじを結ぶ際は
ちぎれないよう、そっと優しく結んであげてね。

 

おみくじって、たまに引き直す人もいますよね。
でもそれって、あんまりよろしくない。
おみくじというのは神さんからのメッセージですから、引き直すってことは神さんからすると、
神である私の言葉を信用できんと申すか?おのれ、何様のつもりじゃ!ぷんぷん!てか何回言わすねん、ええ加減にしんしゃい!!」
となるわけですな。

そもそもおみくじって、皆さん何のために引いてはります?運試しで引くのは、ちょっと違うかも。

元々、日本のおみくじというのは比叡山延暦寺が発祥です。悩み事や相談事があるときに、神さんにお伺いをたてるのです。
だから延暦寺ではおみくじをする際、まずはお坊さんと面談します。そこで悩み事を具体的に紙に書いて、神さん(延暦寺では観音さま)に相談するに相応しい悩みかどうかを判断なさいます。内定をいただいてから、やっとおみくじをさせてもらえるといったものです。
延暦寺では今もこの作法にのっとって行われています。

だからおみくじをするときは、何か願い事や悩み事を心に思い浮かべながら引くもの。それに対するお言葉が、おみくじに書かれているのです。

何より大切なのが、おみくじに書かれた短歌。
karateは縁結びの神さんに
「karateのブログと、まだ見ぬ読者との縁を繋いでください!
京都を中心に各地方の旅人の道しるべになるにはどうすれば良いか、
ロードバイクで旅する老若男女が増え、彼らとの出会いもまた増えるにはどうすれば・・・」
と念じて引きました。願い事が多すぎますねw

その結果、いただいたおみくじには、

「雪の上に ほのかに咲ける 白梅に
◆◆有明の月 にほふ清しさ」

と書かれていました。

助言やヒントというのは具体的で直接的でありすぎると、むしろヒントにならんもんです。ただの解決策の一案ですな。

例えば、給料が上がらなくて悩んでいるサラリーマンがいるとします。
彼に「10の仕事を10で仕上げるのではなく、11や12にして上司に報告してみたら?」という助言を与えると、彼はその通りに実行するでしょう。
これってアドバイスじゃないですよね。彼自身、全く成長しない。言われたことを言われたとおりにやっているだけ。

だからヒントというのは抽象的であるべきやと思います。

さながらコナンが蘭ねーちゃんの何気ない日常会話から事件解決の糸口を掴むようにw

そのあたり、短歌というのは非常に抽象的。
karateはこの短歌から、以下の通りに受け取りました。

 

kararteは今、雪の下でもがいています。

もっとたくさんの人に京都の良さを伝え、日本文化の素晴らしさを説き、生活の一部に神さんや仏さんを座らせてあげたい。昔みたいにが復活すると、とても嬉しい。
ロードバイクはどんどん安くなってきていて、気軽にスポーツバイクが手に入るようになり敷居も下がった昨今、一人でも多くの人にロードバイクで旅してもらいたい。
また旅することを躊躇している方に、モデルコースを示してあげたい。

そのための手段としてSNSブログで発信しているものの、まだまだ読者は少ない

でも雪の向こうにはたくさんの読者がいて、
未来の旅人たちがいる。
梅の香りや日の光は、確かにそこにある。

だから信じて進めよ、行けばわかるさ。

 

そう、神さんに言われた気がします。
誰かにそう言ってもらえるだけで、頑張れます。
少なくったって、誰かが見ていてくれるだけで
力が湧いてきます。

ブログを始めても、長続きしない人がほとんどみたいですね。
ネタがすぐになくなったとか全然収益に繋がらんとか、書くことが苦痛になってしまったとか。

その点、karateは非常に気が長く
始めたことは長続きする質なので、ご安心を。

 

結びが長くなってしまいましたが、
次回はお城へ向かいます。

美しいなまこ壁を想像すると、今から
ハアハアしてしまいますw

 

石浦神社
石川県金沢市本多町3丁目1−30
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