琵琶湖に浮かぶ孤島
最近は京都以外のことばかりで
すっかり無沙汰をしていました。
ブログのタイトルが泣いていますw
今回は琵琶湖について(また京都府外w)。
散々ビワイチしておきながら、
湖の中には入ったことがありませんでした。
だって自転車で行けませんもの。w
琵琶湖にぽっかり浮かぶ島は丸ごと
神域やと聞いて、行ってきました。
今回のラインナップは、こちら・・・
◆琵琶湖の孤島へはフェリーで!
「竹生島」到着0秒でパワスポ参道
◆通るか!?その前に届くのか!?
「かわらけ投げ」で心願成就
◆その後も重文連発!
「宝厳寺本堂」日本最古の弁天さま
琵琶湖の孤島へはフェリーで!
「竹生島」到着0秒でパワスポ参道
まずもって竹生島(ちくぶしま)が
琵琶湖のどこにあるのかというと、
ここにあります。結構北寄り。
当然、船でなければアクセスできません。
竹生島へはフェリーが出ています。
乗り場は限られていますが、
わりと琵琶湖の湖畔近くの街から
利用することができます。
長浜港
↓近江汽船・竹生島クルーズ(30分)
竹生島港
↑近江汽船・竹生島クルーズ(25分)
今津港
今回、karateは長浜港からアクセスしました。
長浜港の乗り場は、
この辺り。
近くにはホテルもあるので、遠方からお越しの方は
1泊の後、2日目に竹生島へいらっしゃる方が
バタバタせずに済みそうです。
乗り場まで徒歩0分のところに駐車場もあります。
車でアクセスできるのも良いですな。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/28E8E969-5CC1-4C64-A58F-71B797CCAB82-1024x768.jpeg)
間もなく竹生島に到着です!
もう既に鳥居やらお社やらが見えています!
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/11A87087-8A40-4B76-AF76-19B93274ADF6-1024x768.jpeg)
下船してまだ0秒ですが、
既に参道は始まっているようです。
30秒も歩けば最初の鳥居へ届きそう。
鳥居をくぐると、しばらく階段が続きます。
最初にお目見えしたのは、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/BD4A5FDF-1D5C-4E36-975F-6ED233976B2A-1024x768.jpeg)
宝厳寺(ほうごんじ)の唐門です。
なんと国宝に指定されています。
宝厳寺の創建は724年。
聖武天皇の命で行基が建てたお寺。
ほぼ1300年前・・・!
こんな小さな島の、しかも下船間もなく
国宝に出会えるとは。期待が高まります。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/3358541A-BF9B-4B93-8E66-84107A9F36C7-1024x768.jpeg)
極彩色が美しい。
管理もお手入れも徹底されている様子。
蜘蛛の巣一つありません。
宝厳寺 唐門
唐門というのは、唐破風を備えた門のこと。豊臣秀頼の命により、豊国廟(豊臣秀吉のお墓)の一部を竹生島に移築。かつての大坂城を偲ぶ唯一の建築物と言える。かつては腐食が進み、漆もヒビ割れてしまい、苔までびっしりで老朽化が激しかったが、平成26~31年にかけて修復工事が行われ、現在の美しい姿を取り戻した。
つい最近、修復工事が終わったようですね。
ちょうど良い時に来たもんだ。
そしてさらに奥へ進むと、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/732C9FB2-709A-4422-B624-F26A543D15D3-1024x768.jpeg)
都久夫須麻(つくぶすま)神社本殿が。
豊国廟、あるいは伏見城の一部を
移築して造られたとか。
なんとこちらも国宝。すごい島やな。
心穏やかに文化財を見て回っていたのですが
かようなアトラクションがあろうとは・・・
通るか!?その前に届くのか!?
「かわらけ投げ」で心願成就
本殿の中には
竹生島竜神拝所がありました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/B01B1D9B-2585-4AC8-8090-996779E38F29-1024x768.jpeg)
そしてその向こうには、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/06/DB755C4C-33F6-4F07-9E56-D5577A940E36-1024x594.jpeg)
鳥居がありました。
竜神さまは湖の底に
いらっしゃるということかしら・・・
それにしても鳥居のまわり、
妙な円盤がたくさん落ちていますな。
円盤の正体は、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/E86A46EB-E482-4CDD-A790-73DF8759E0AE-e1621188278631-1024x768.jpeg)
かわらけでした!
素焼きした土器、ですな。
もしかしたら天日に干しただけかも。
これを拝む所から投げるんですが、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/06/DB755C4C-33F6-4F07-9E56-D5577A940E36-1024x594.jpeg)
絶妙に遠い。
簡単に通せそうで、やっぱり難しそうな
なんともギャンブル心をくすぐる難易度ですw
ゲームセンターの、あとちょっとで
景品の落ちそうなUFOキャッチャーのようなww
かわらけは300円で2枚もらえます。
ということは、2回チャンスがあるということ。
いざ!!
・・・うーん、これは
成功したってことでいいのかな。w
成功したってことにしておきましょう!ww
神社やお寺にいったら、皆さまはお願い事をされますか?願い事は他人に言うたらあかん!っていうことをたまに耳にしますが、karateは願い事は声を大にして言うべきだと思います。だからほんとはかわらけ投げが成功した瞬間に、願い事を叫びたかった。いや、周りに人がいましたから控えましたよ、ちゃんとw
引き寄せの法則なんて言いますが、karateはそんなにスピリチュアルな理由で言うてるわけやおへんんのです。だって、願い事の多くは大それたことやないですか?それを口にするってことは、他人は「ああ、この人は〇〇したいんやな、その実現のために日々生きてはるんやな」っていう目で見るやないですか。周りの目がある以上、こっそり諦めるなんて格好悪いです。だから「頑張らんと!」って奮起するもんなんやないですかね。だから毎日、自分の願いを意識するし、行動の原点にはその願いがあるわけで。だから口にした方が、叶う確率は上がるんやないでしょうか。
願いは、バシバシ!口に出していきやしょう。
その後も重文連発!
「宝厳寺本堂」日本最古の弁天さま
拝所を出ると、白巳神社がありました。
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/DA9699A8-71A6-4C6E-AB8B-5A80293C5785-1024x768.jpeg)
白巳といえば、弁財天の使い。
小学生の時、ヘビが脱皮した皮を
財布に入れてたなあw
そして脇道に逸れていくと、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/C7DC6A6A-D905-472F-9152-1B03478D3661-1024x768.jpeg)
懸崖造りっぽい建物が。
上へ上がってみると、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/63E37C56-E63F-45A8-ADA4-FCBB20921A4F-1024x768.jpeg)
舟廊下とあります。
こちらも重要文化財!!
秀吉が朝鮮出兵時に使用した船のやぐらを
そのまま利用したことからこの名が付いたそう。
エラい細長い舟に乗ってたんやな・・・
そして、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/BDDD8945-3564-4092-99E3-B4147D7CB8B9-1024x768.jpeg)
こちらは宝厳寺五重石塔。
こちらも重要文化財!!
石塔で重文指定されているものは日本に
七基しかなく、そのうちの一基なんだとか。
とはいえ相輪(塔の先っちょ)以外は
後から造られたものみたい。
せやのに重文指定って、
よほどスゴイもんなんやな。
さらに!
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/91716BA9-2CD3-4EF9-A863-8C2E864CBD67-1024x768.jpeg)
宝厳寺本堂!
大辯才天の提灯がぶら下がっています。
実はここにお祀りしている辯才天さま、
日本三大弁財天の一つであり、
弁天さまを祀る神社としては
日本で一番古い神社!!
弁財天発祥の地とも・・・!
そらー、だって聖武天皇ですよ?w 日本で本格的に仏教を広めた人ですよ、そう考えるとすごい昔に感じますな。
弁天さまは、ヒンドゥー教ではサラスヴァティという芸術と学問の神さま。どの時代の絵を見ても、結構原型がちゃんと残っているキレイな神さまです。
え?仏教とヒンドゥー教、どういう関係なんかって?
関係ないです。w
ただ、どちらも古代インド神話の影響を強く受けたので、同じ神さまがいるっちうことです。ユダヤ教とキリスト教みたいな、ややこしいことにはなっていません。
奥へ進むとお不動さまがいはったんですが、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/9B03BBCD-1158-46AA-B200-A88DDC87F593-1024x768.jpeg)
竹生島流棒術ですと?
人の住まない島でも、武術は発展するんやな。
ちなみにkarateの扱える武器術は
杖術と長刀とトンファーとサイとヌンチャク。
タートルズが使う武器は大体使えます。
マイナーすぎるかw
この近くには
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/5E630C3B-1BEA-4748-9149-41E4A32EF09A-768x1024.jpeg)
三重塔が。
江戸時代に焼失したものを
平成12年に再建。
ここまで階段を上ってきて、
すっかり汗でドロドロ・・・
だって、
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/F8753259-0B6E-4243-AE25-160A9CCD3A70-768x1024.jpeg)
この階段ですぜ?
夏場は健脚でないとバテますな。
あんまり暑かったもんで、
サクサクと下りてきて
アイスにむしゃぶりつきました。w
![](http://kyoto-meikyuannai.com/wp-content/uploads/2021/01/145FE883-62CC-4131-8CD6-83FE8A0D7D1D-1024x768.jpeg)
帰りもフェリーです。
竹生島がもう少し多きな島やったら
橋を渡してくれたろうか。
船に乗らんといかんというのが
自転車狂いのkarateからすると、
心理的距離が結構あります・・・
でも橋を渡すには結構距離ありますよねえ
しかも人、住んでへんしなあw
こればかりはkarateのワガママが過ぎました。
早くまた、気兼ねなく旅行できるように
なってほしいもんすなあ。
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