日吉大社で絶景探し!回り方のススメ

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滋賀県の楽しみ方

ぼくの住まいは京都の中心地ですが、
実は琵琶湖までチャリで
30分くらいで行けちゃいます。

北湖1周150キロを1日走破
試みては破れを繰り返すうちに、
あることに気が付きました。

滋賀県は京都、奈良に次いで
国宝・重要文化財が多く残る県。

それなのに、ぼくは山に登るか
チャリで走り回るばかり。

勿体のない話です。

というわけで、今回は滋賀県の
文化財と建築を掘り下げて参ります。

今回のラインナップは、こちら・・・

・滋賀県は「日吉大社」へ
・「東本宮」で深まるナゾ
・「奥宮」経由で「西本宮」へ
・奥宮への参道は山道!
 約30分のお参りが完全なる登山!
・「白山宮」の菊理姫神
・「西本宮」へ到着!しかし・・・
・鳥居の上に山がついている?

・日吉大社のお土産は、お猿さん

滋賀県は「日吉大社」へ

「日吉大社」って名前だけなら、
聞いたことのある方もいらっしゃるかと。

それもそのはず。
全国に3,800社もあるそうですから。

その山王信仰の総本社が滋賀県にあります。

厄除けや縁結びなどの
ご利益があるとのことですが、
祀られている神さまは
大己貴神(オオナムチ)
大国主の別名ですね、確か。

うーん、
縁結びと金運アップの最強の神さま
と記憶しています。w

ぼくのようにチャリで向かう方は
圧倒的マイノリティだと思いますので、
京都駅から電車でのアクセスをご紹介。

JR京都駅→JR山科駅→JR比叡山坂本駅

新快速敦賀行に乗れば、
山科駅で乗り換えずとも直通です。
電車に揺られて15分・・・
比叡山坂本駅へ到着です。

※日吉大社へはバスも出ていますので、
 お急ぎの方は利用されると良いかと。

ただ、道中の町並みも情緒豊かですので、
歩いてお参りすることを強くオススメします!

改札を出て階段を下りると、観光マップが。

比叡山阪本駅マップ

これを見るだけでも、具だくさんです。
寄り道しがいがあります、ほんと。

地図の上の方に日吉大社がありますが、
マジで山一つ分の敷地があります。
奥宮にいたっては登山の覚悟で行ってください。

比叡山延暦寺はケーブルがありますが、
西本宮に関しては徒歩でしかお参り不可能です・・・

気合を入れ直して、マップの中央、
日吉馬場とある通りをぐんぐん上って行きます。

途中、道を少しそれて
東本宮から参りましょう!

「東本宮」で深まるナゾ

東本宮に到着しました。
着いたのが夕方近くだったので、
既に明かりが灯っていますね。

これはこれでノスタルジックです。
遅めに来てよかったかも。

山門をくぐって中へ入ると、

屋根が!おかしい!!
ぺろんとめくれあがったような、
屋根を途中で切ってしまったような、
面白い形をしています。

それよりも気になるのは、
この屋根の模様。
京都ではあまり見ない模様ですね。
気になります。

そして今度は菊の紋に葵の紋。
江戸時代に再建された、ということでしょうか。

調べたんですけど、
いまいちピンとこないんですよね。

どこかの大学で
文献を漁らなあかんかもしれません。

「奥宮」経由で「西本宮」へ

東本宮に満足しましたので、お次は西本宮を目指してまいります。

西本宮へ行く途中、


山道へ逸れる階段がありました。
聞くと山の上に奥宮があるとか。

はい、ここからは完全なる登山です!!!

このまま参らずば
「仁和寺にある法師」になってしまう!
急遽、予定を変更して奥宮へ参ることに。

奥宮には以下の2つのお社があるとのこと。
それぞれ別の神さまの魂をお祀りしています。

牛尾宮:大山咋神荒魂
(おおやまくいのかみのあらみたま)

三宮宮:鴨玉依姫神荒魂
(かもたまよりひめのかみのあらみたま)

・・・え、荒魂って何ぞ?ってなりますよね。実は神さまとは別に魂をお祀りしているんです。これは神道における
「一霊四魂」という考えからきています。人の心は4つの魂からできていると考えられていました。
荒魂・和魂・幸魂・奇魂の4つですね。ここにお祀りされている荒魂は、荒々しい力を司る魂。普通の神社よりもお願い事が叶いやすそうですね・・・!

奥宮への参道は山道!
約30分のお参りが完全なる登山!

前評判に聞いていた通り、
登山道、100%中の100%でしたw

1月のお参りだったにも関わらず
じっとり汗をかきました。なかなか険しい。

奥宮近くまで来ると、階段が復活。
階段は階段で特別なしんどさがありますよね。
登山と違い、偽ピークではないことを祈りつつ
一歩一歩上っていきます。

急に開けたかと思うと、

お堂がドン!

巨石がドン!!

とはいえ写真では全く伝わらないと思いますが、
右下のコップのサイズと比較してもらえれば
大きさは伝わるかと。

ほんまにデカかった。

この巨石、実はこの土地に最初に大山咋神が宿った石と伝わっているそうです。信仰の原点ということですね。
その名も金大巌(こがねのおおいわ)荒魂のことといい、この巨石といい、計り知れないパワースポットな気がします。
・・・生憎、そういう感覚が鈍いのでよくわかりませんがw

そしていつの間にか日も暮れ初め、
後ろを振り返ると・・・

そこには、絶景があった。
登ったかいがあったってもんです。頂上から琵琶湖が一望できます。
「いつもはあの辺りをロードバイクで走ってるんやなー」なんて思いながら、はっと我に返る。

現在16:50。
ちょっと待って、
西本宮、まだ行ってないやん!!

30分かけて登った山を、10分で駆け下りる!いや、10分で下りても17時なので間に合わないのは決定なんですが、
次にここへ来るのはいつになるかわかりませんので、とにかく急いで西本宮を目指します!!

「白山宮」の菊理姫神

西本宮へ行く行くと言いながら
寄り道ばっかりしていたので、
すっかり日が暮れてしまいました。

道中にあった白山宮です。
もう提灯に明かり点いてるし・・・やばい。

御祭神は菊理姫神
(くくりひめのかみ)

所説あるものの、菊理姫神は山の神に使える巫女が神格化された神さまだと言われています。そもそも山というのは先祖が眠る地であり、私たち子孫の生活を見守ってくれています。

ていうか、巫女って何をする人なのか?

簡単に言ってしまえば、
あの世とこの世をつなぐ者。先祖の霊の声を聞き、皆に知らせる託宣の役割を果たしていました。
イタコ、あるいはシャーマンに近い存在かと。あ、キリスト教で言えば預言者に近いかも。

ちなみに菊理姫神は、イザナギとイザナミの夫婦喧嘩を仲裁した神さまでもあります。イザナギはこの世、イザナミはあの世の神さまです。その仲を取り持つってことから見ても、やはりあの世とこの世をつなぐ神さまの代表と言えるかと。

「西本宮」へ到着!しかし・・・

白山宮を通り過ぎ、やっと西本宮エリアへ到着!

もう灯篭に明かり点いてるし・・・(2回目w)

神社なので、もしかしたら17時過ぎても
開いているのではなかろうかと
一縷の希望を抱きつつ、
階段を上がって左へ抜けていくと、

西本宮へ到着。
やはり閉まっている・・・

肉眼では何とか棟持猿(むなもちさる)
確認できましたが、
カメラには写りませんでした。暗すぎた。

屋根を支えるようにして
四方にお猿さんの彫刻があるのですが、
そもそも何で猿?ってなることかと。

神の遣いとしてのお猿さんは、
神猿(まさる)と呼ばれます。

「魔が去る」「勝る」と同じ発音をすることから、縁起の良いものとして扱われるようです。境内にはお猿さんの檻もありました。ぼくが行ったときはいませんでしたが。

本当は別の目的もあります。
それはまた京都の魔界案内でご紹介しますね。

鳥居の上に山がついている?

帰り道、西本宮の参道を下っていきました。
本来はこっちから参るもんなんですかね。

途中、変わった鳥居をくぐりました。

鳥居の上に山がついています。
山王鳥居といい、山王信仰の象徴だとか。
山については、先述の通りです。
いや、これも話し始めると死ぬほど長くなります。
本地垂迹説やらアジア史やら・・・。
また機会があればお話ししますね。

日吉大社のお土産は、やっぱりお猿さん

帰り道、既にお土産屋さんは
シャッターを下ろしており、
どうしたもんかとさまよっていると、
1軒の和菓子屋さんがまだ開いていました。

「御菓子司 鶴屋益光」さんです。
中に入ると名物は最中らしく、
カウンターの上にも見本が。

その名も「比叡のお猿さん」
か、かわいい・・・!

1個140円ほどでしたので、6つ購入。
箱に入れてもらいまいした。

 

と、いうわけで日吉大社へ参りましたが、
山王信仰の神社へ行くことは少ないので、
非常に勉強になりました。

でもちょー歩くので、スニーカー推奨です!
奥宮へ参るなら、スニーカー必須です!!

動きやすい服装で、お参りくださいませ。

 

【日吉大社】
所在:滋賀県大津市坂本5丁目1−1
Tel:077-578-0009
HP:http://hiyoshitaisha.jp/

【御菓子司 鶴屋益光】
所在:滋賀県大津市坂本4-11-43
Tel:077-578-0055
HP:http://www.turuya.jp/

 

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