東峰村からちょっと寄り道
東峰村に来ると必ず来るパワースポットがある!
相棒がそう言うので、帰りに寄り道しました。
仕方なく、みたいな書き出しをしていますが
大丈夫!karateはノリノリでした!w
聞くと、かなり大きい杉の木があるとか。
既に東峰村の道中が秘境感たっぷりだったので
期待できそうです・・・!
今回のラインナップは、こちら・・・
◆「役行者」って、どちらさま?
◆境内は正に秘境!謎の舞台と香水池
◆行者杉、デカすぎた!
◆しかも家族で揃ってるって!?
「役行者」って、どちらさま?
karateは「役小角」なら聞いたことがありました。
でも役行者は初耳でしたね。
境内入り口の鳥居にはデカデカと書かれています。
● 役小角(えんのおづぬ)
役行者(えんのぎょうじゃ)とも呼ばれる。山岳信仰、修験道の開祖として実在した人物。
修験道といえば、山伏ですね。天狗と同じ格好した修行僧たちです。いや、天狗の方が後なんですけどね。
残っている逸話は後世の創作が多いそうですが、ぼくが知っている役小角は変身能力と飛行能力があります。w 確か『日本霊異記』で読んだような気がします。わりとサブカル要素も強いので、古典の中でも面白い方やと思いますよ。是非、読んでみてください。
境内は正に秘境!謎の舞台と香水池
鳥居をくぐって奥へ進んでいきます!
入り口の鳥居はしっかりしてましたが、
それ以降の鳥居は全て木でできています。
しかも結構古そう・・・杉でできてるんかな。
2つ目の鳥居を越えると
修験道についての説明がありました。
ううむ、色々書いていますね。
かいつまんで説明すると、こういうことですね。
①むか~しの山伏修行の痕跡いっぱい
②行者杉が生えてるよ
③文化財一覧
そんな大事なものがあるのに、
こんな感じの管理で大丈夫かしら・・・
こちらの扁額には「権現」とありますな。
看板には権現については何もなかったですが
福岡であれば「英彦山(ひこさん)権現」の
ことでしょうか。
九州の風土記でも漁れば出てきそうですが。
鳥居の奥には石でできたお社があります。
英彦山神宮であれば、主神は
正勝吾勝勝速日天之忍穗耳命
(まさかつあかつかちはやひあめひめのおしほみみのみこと)
ということになるでしょう。
ぼくも覚えてません。長すぎ。w
読んで字のごとく、農業の神様です。
今は手広く産業の神様になっています。
でもどちらかというとこの神社は
イザナギとイザナミのイメージですね。
さらに奥へ進むと、
お堂がありました。
これが行者堂なんでしょうね。
その前には、
護摩壇(ごまだん)がありました!
修験道といえば!護摩壇!!
しかも外護摩!!!
お寺の護摩は屋内で焚くので
規模も控えめです。
しかし修験道の護摩は
結構な高さまで火柱が上がります!
迫力満点!!
でも石で護摩壇を作るって珍しいですね。
普通は毎回木で組むと思うんですが。
はるか昔は石で作っていたということなのか、
山(地面)への配慮なのか。
確かに直火してると山に悪影響ですもんね。
山火事のもとにもなりますし・・・
さすが修験道、山と共に生きています。
「香水池」って、どんな匂い?
さらに奥へも道が続いています。
どんどん鳥居が劣化していっているような。
階段をおりていくと、
水が湧いていました。
これが看板にあった「香水池」ですな。
看板には秘法の霊水と書いてありましたが
どんなご利益があるのかは書いてなかったな。w
奥の方に湧き水がたまっています。
飲むためのコップやらが置いてありましたが
karateはお腹が弱めな体質なので控えておきました。
随分使っていない様子だったもので・・・
引きで撮ってみました。
相棒も飲もうとは思わなかったようです。w
霊水、どんなご利益があるんかな・・・
お腹を壊した先に、強くなったりするんかな
スパイダーマンみたいに。w
行者杉が、本当にデカすぎた!
しかも家族で揃ってるって・・・?
いよいよ相棒イチオシの行者杉へ向かいます!
行者堂から歩いて1分ほどのところに、
行者杉の案内板がありました。
奥にも「大王杉」の文字が。
強そうな名前、つけてもらったんやな。
大王杉の看板のところで左に折れて進みます。
あれ?
大王杉、どれなん・・・?
デカいの何本もあるで!!
な、な、な、
デカすぎ!!!
そして写真ではデカさが伝わらないもどかしさ!!
しかもこの大王杉、
お子さまがいらっしゃるようです。w
近くに母も生えていました。
そして3本目が、こちら。
ううむ、ご立派。
でもなぜかこの子だけ名前が、「国見太郎」
ちょっと、可哀想なんちゃいます?w
せめて皇子杉とか、そんなんにしてあげてよ!www
いや本当に大きかった。
行者堂の空間に入ってから、全然空気が違います。
ここも一際違う。
木って寿命が長いから
いろんなものを見てきたんやろうなあ、と思います。
木の記憶を見ることができたら、
さぞ楽しいやろなあ。
なんて思いながら、夜はこのお店で
うどんをいただきました。
「唄う稲穂」さんです!博多のお店ですね。
東峰村やのうて、すいません。w
うどん屋さんなんですが、居酒屋メニューが豊富。
博多の人は、うどん屋さんでも飲むようですよ。
うどんも美味しかったけど、ゴマサバ美味しかったなあ。
今日は1日、ゴマ(護摩)に縁のある日でございました。
お後がよろしいようで。
行者杉
福岡県田川郡添田町
Mapはこちら
唄う稲穂
福岡県福岡市中央区薬院1丁目10−10
Mapはこちら
旅の続きは、こちらから・・・
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